稽古場日誌

ワークショップ研修生 水寄 真弓 2017/04/11

2017年度の講師を務めます。

こんにちは。
山の手事情社の俳優・水寄真弓です。
2017年度「俳優になるための年間ワークショップ」(以下研修生と呼びます)
講師を務めることとなりました。

山の手事情社は、1984年に早稲田大学演劇研究会内に発足されました。
早大劇研と呼ばれる大きな母体からは、様々な劇団がプロとして活躍し
鴻上尚史さん、筒井真理子さん、池田成志さん、堺雅人さんなど
映放で活躍されている方も多々いらっしゃいます。
我が劇団は視点をヨーロッパに向け、身体表現力の高さで評価を得ています。

研修生事業が始まって随分経ちます。
ここからもKPR/開幕ペナントレースの村井雄さん、世田谷シルクの堀川炎さん等
自身で劇団を立ち上げて活躍されている方もいらっしゃいます。

詳しくは他のページを参照していただきたいのですが
私の言葉でお伝えしますと
演劇の勉強とは、まず自分自身を知るところから始まると思っています。
自分の身体がどう動いてどう動けないのか。
人にどう話しているのか。人をどう受け入れているのか。
惹かれるものは何なのか。興味が湧かないものは何なのか。
自分を知るということは、自分と向き合うということです。
ですので、自分を嫌いになることもあります。それでいいのです。

演劇は身体表現です。
言葉は口から出ますが、長いセリフを吐くためには
腹筋で支えなければなりません。
腹筋を支えるためには背筋の力が必要です。
人間は前からだけではなく、360度見られます。
身体全体に意識を向けなければなりません。
その為の訓練を、1年間共にしてみませんか?
お待ちしております。

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「俳優になるための年間ワークショップ」2017年度オーディションを開催。
次回オーディションは4月16日(日)です。
詳細は専用ページをご覧ください。

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