稽古場日誌

ワークショップ 三井 穂高 2014/08/29

社会人ワークショップ第7弾リポート3

徐々に、発表会をにらんだメニューになってきました。

前半は《ルパム》作り。
家から仕事場、仕事中、仕事から帰宅までの行動をヒントに振りをつくっていきます。
何気ない動きを、8カウントに整理をします。
よくある普通の動きだったものが、「焦って○○する」「思わず○○を飲む」といったニュアンスを入れると、シンプルな動作が途端に生き生きし、あっという間に、ダンスに!
これぞ《ルパム》の醍醐味!!

後半は《ショート・ストーリーズ》。
通常は、チームでおおまかな話を組み立てて、実際動いて みて修正していくという過程を踏むのですが、今回は、話の筋を決めず、役割だけ決めて、即興でおこなってみました。
これが面白い!
予測不可能な話の展開に集中する為、その瞬間に存在しようという格闘があります。
話を先に組み立てる場合は、どうしても流れを展開させようとし、セリフが「説明」になってしまいがち。
意外な方向に話が進むことへの驚きと、なんとかしようとチャンレジする姿に、それぞれが一喜一憂!
どのチームも、面白くなりそうな可能性を残し、次回再発表。

次なる課題はこの面白さの再現です。

そして、新たな課題《ものまね》も来週あります。居残り練習する方も!

発表会へ向けて、熱い時間になりました。
来週が楽しみです。

植田麻里絵

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