稽古場日誌

テンペスト 佐藤 拓之 2015/01/02

吐き気がするほど

佐藤拓之です。
山の手事情社の準劇団員です。
新年早々「テンペスト」稽古は佳境。
稽古場で過ごす毎日が続いております。
えっちらおっちら、シェイクスピアの戯曲を立体化しております。
先日は初めてのランスルーでした。
「ランスルー」とは全部のシーンを最初から最後まで止めずに行う稽古です。「通し」ともいいます。はい。通してみると全体像がおぼろげにですが浮かび上がってきます。
以下は演劇の神様からの声です。
「足りねえ! 足りねえんだよ‼︎ シェイクスピアだか何だか知らねえがよー! 面白くするのも、そうじゃなくするのも、役者次第なんだよーー!」

神様へ
山の手事情社準劇団員佐藤拓之は頑張ります。
今回、僕の理想とする舞台のイメージがあります。
これをお客さんに感じさせることができれば成功かなと思っております。
「矛盾したものを同居させること」
僕の好きなバンドにこんな歌詞があります。
こんな舞台にしたい。
やってやるぜ演劇の神様!

「吐き気がするほどロマンチックだぜ」

みなさま、池袋でお待ちしてます。

佐藤拓之

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