稽古場日誌
研修生二年目の太田成美です。
今年もよろしくお願いします。
山の手事情社の研修生一年目は、自分のできなさ加減を痛感した一年でした。
よくわからずに研修生に入ったからと言い訳しながら、劣等感をごまかして過ごした一年でした。
やっとなんとか一年終わったと一息着いたとき、振り返って感想をいいながら涙が出ました。
泣いても笑ってもこれで終わりなら、もっとできたことがあったはずなのに。
動けない動けないといいながら何一つ体に還元させずに思考停止して、それで何か変われたかしらと。
そう、今年こそは変わりたいのです。
こんなにも観てる人の心をえぐりにかかる山の手事情社で、もっともっとやってみたいと思ったのです。
思ってしまったのです。
今年はどんな年になるでしょうか。
私は今年の同期達の可能性が眩しくて楽しみでなりません。
願わくは、修了公演で皆様の心をえぐれます様に。
そしてこの心を忘れずに走り抜けられます様に。
叱咤激励のほど、よろしくお願いいたします。
太田成美