稽古場日誌

外部活動 鍵山 大和 2026/01/08

『Hale版 ジョバンニの牛乳』リポート

こんにちは、鍵山です。
先日の横浜にぎわい座で行われた綾瀬シニア劇団Hale公演『Hale版 ジョバンニの牛乳』に演出助手/出演者として参加いたしました。『ジャマナモノ ナカナカナモノ』以来、2年ぶりの参加です。

『ジョバンニの牛乳』は、とある高校の文化祭のテーマが『銀河鉄道の夜』という設定の構成演劇で、元々宮城県の住民劇団えずこシアターが作ったお芝居です。
舞台が高校なので登場人物は全員高校生です。演劇とは不思議なもので役柄と本人が離れていてもなりきっていればそう見えてくるもの。普段関節が痛いだなんだ言っているシニア達が舞台上では高校生以上に高校生に見えました。なんといっても女子も男子も学生服が似合っていた! きっと学生服は全人類が似合うものなんだと思います。
また、今回のお芝居は今までのHaleの作品よりも段取りが多く、覚えるまでにはたくさんの苦労がありましたが、本番では小さなミスはあれどほぼ完璧に段取りをこなしていました。どう考えてもシニアがこなせる量ではなかったのに……昭和生まれ、やりおる!
段取りを覚えてから、芝居の中身も加速度的に良くなっていきました。シニア特有の愛くるしさや可笑しさ、醸し出される哀愁や知性。長年生きて体に堆積している経験全てが舞台上での彼らに説得力を持たせていて、そこから紡がれる言葉や動きが身体にすんなり入ってくる感覚がとても心地良かったです。 
また僕自身も2年前の心残りや課題をもって、この舞台に臨みました。苦しいことはありましたが最終的にシニア達の力をお借りして、少しは乗り越えられたのではと思います。

また本番は多くのお客様に観ていただき、興奮するお客様の顔を見ることができて本当に良かったです。感想もくださり本当にありがとうございました!
これからのHaleにご注目を!

鍵山大和

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綾瀬シニア劇団Hale 第6回公演『Hale版 ジョバンニの牛乳』
構成・演出・プロジェクトリーダー:倉品淳子
原案:宮澤賢治「銀河鉄道の夜」より
原作:えずこシアター
作・出演:綾瀬シニア劇団Hale
演出助手・出演:鍵山大和 有村友花 ※ 有村友花は一部シーンの代役をつとめました。

主催:神奈川県 綾瀬シニア劇団Hale
協力:綾瀬市 えずこシアター
企画製作:公益財団法人神奈川芸術文化財団

※「綾瀬シニア劇団Hale」は、2019年度9月よりスタートした、神奈川県綾瀬市を拠点とするシニア劇団です。2020年度より倉品淳子さんがプロジェクトリーダーをつとめ、劇団 山の手事情社が運営事務局としてバックアップしています。

『Hale版 ジョバンニの牛乳』舞台写真は、こちら でもご覧いただけます。

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