稽古場日誌
どうも、中川 佐織と申します。
これまでの稽古場日誌を読まれている方はお察しがついていると思いますが、
私について語らせていただきます。
山の手事情社入団=演劇人生で、実は後輩よりも全然演劇経験無かったりするのですが、それでも偉そうに「こうなんじゃない?」「こうしたら?」と後輩に思った事を言い、先輩に対しても思った事をバンバン言っているんで、劇団員には「また始まったよ」と思われている始末・・・。
皆さん、なんて失礼な奴なんだ?! と思われますよね?
やめとけよ! 感じ悪いよ?
とか。
でも、私・・・、本当に失礼な奴なんです。だけどっっ!!
そこに感覚の思い込みや勘違いはあります!
勝手に恥をかくことや全然違っている事は多々あります!
死にたくなるほど恥かいた~いまぁぁぁ・・・と、そりゃ死んだりはしませんが、項垂れて萎んだ風船の様になります!!
それでも、感じたことを言うことをやめないのは、性分なのもありますが、懲りずに『恥』をかくのは良いんじゃ無いかなぁ~と、
恥をかき、感覚を壊し、壊されて、また感覚を積み上げていくことが、結局、創作への活力に自分はなっているんだな、と思います。
しかし、そう書きながら・・・
「いや・・・、でも最近、壊されてからの積み上げが、いつも同じパターンなんじゃ無いか? 逆説的に考えて、積み上げ無い方が新しいんじゃ無いか??」
と、思う様になり、恥をかいたら、しばらく慌てないで壊れたまま放置してみています。
「積み上げ無い積み上げ無い積み上げ無い・・・ 恥かいたままかいたまま」
と唱えて。
凄く抽象的な話ですが、そんな事を色々考えながら、生きています。
中川 佐織