稽古場日誌

燦燦と淡淡と研修生 斉木 和洋 2016/01/20

「燦燦と淡淡と」

こんにちは。山の手事情社俳優部の斉木です。
研修プログラム修了公演「燦燦と淡淡と」の演出を担当します。

山の手事情社の研修生は、1年かけてさまざまな課題に挑んできました。
自分たちの身の回りにいる特徴的な人物を、ひとりで面白おかしく演じてみる《ものまね》。
自分たちの日常のなかにひそむドラマを発見し、短いお芝居をつくる《ショートストーリーズ》。
決められたルールや設定をもとに即興で演じる《フリーエチュード》。
自分たちの日常から生まれる感情や衝動を体に反映させ、ダンスを創作する《ルパム》。

研修プログラム修了公演では、こうした稽古場で生まれた素材をもとに、
一本のお芝居に仕立てます。

9人の出演者が生み出した「嘘みたいな本当の話」と、
「本当みたいな嘘の話」をもとに構成した短編集。

燦燦とおひさまが輝く昼の時間の裏側で、
ぼくらの嘘と本当を餌にして、
怪しげなものが淡淡と育つ。
淡淡と続く退屈で死にそうになる日々の果て、
夜の怪物が空に向かってとびだし、
燦燦とぼくらを照らす。

ご来場お待ちしています。

斉木和洋

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2015年度研修プログラム修了公演「燦燦と淡淡と」
日程=2016年3月10日(木)〜13日(日)
会場=シアターノルン
詳細はこちらをご覧ください。

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