稽古場日誌

燦燦と淡淡と研修生 研修生 2016/02/09

自分で道を創るために

こんにちは、山の手事情社研修生の安田晃平です。
この間2016年になったと思ったら、もう2月。早いですね。
研修生の修了公演まであと約1ヶ月です。
時が経つのはあっという間。今年は申年。僕は24歳、年男です。

さて、先日ネットにこんな情報が載っていました。
「人が変わる方法は3つしかない。住む場所、生活の時間帯、付き合う人。このどれかを変えることによって人は変われる。最も無意味なのは決意を新たにすること」
去年香川から上京してきて、僕は3つの要素すべてが変わりました。しかし、僕自身何も変わっている気がしません。考え方や性格、習慣など全くもって変化なしです。

安田晃平という人間はいつも人のうしろにいるズルい人間です。先頭に立つことはせず、うしろに居てサポートしている姿がカッコ良いと思っているカッコ悪い人間です。失敗することや責任をとることが怖いからです。めんどくさいと言って逃げるクズでもあります。だからこそ、リーダーや責任感のある人に憧れがあります。そんな安田晃平の口癖は「たぶん、でも、わからない」です。23年間の積み重ねで責任を取りたくないズルい人間になってしまいました。
安田晃平はそんな安田晃平が嫌いです。変わりたいです。人のうしろにいて歩いてる人生はきっと自分の道ではないから。

結局僕が変わるためには、決意を新たにすることしかないと思います。それは、考えること。とにかく考えます。どうすれば変わっていくのか、面白くなるのか、逃げずに飛び込んでいけるのか。毎日の生活の中や稽古場の中でも、考えること自体が大切なんだと思います。

毎日、目に見える成長はしませんが、とにかく考えていれば、1ナノメートルぐらいは成長していると思います。

この1年間、研修生9人がそれぞれの思いを胸に頑張ってきました。研修生9人による役者になるための目に見える小さな一歩を観るために是非劇場にお越しください。

安田晃平

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2015年度研修プログラム修了公演「燦燦と淡淡と」
日程=2016年3月10日(木)〜13日(日)
会場=シアターノルン
詳細はこちらをご覧ください。

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