稽古場日誌

燦燦と淡淡と研修生 研修生 2016/02/12

全力疾走

唯一の大学生研修生、田中零大です。
修了公演に向けて課題や何やで怒涛の日々、山の手事情社の研修生として舞台に立つことに段々実感が湧いてきました。

学校などで演劇をやってきた訳ではない僕。
稽古では、身体の使い方の癖、声の出し方、自分って怒るの苦手なんだ、など自分でも知らなかった事に気付けます。
週6日のベタ稽古が始まってから、自分は最初からテンションを上げてやる事が出来ないことに気付きました。
修了公演のメインとなる、与えられたテーマを基に短い話を作る《ショートストーリーズ》を毎回の稽古でやっているのですが、いざ自分の番の時最初からパッと入れない。
2回、3回やっていくうちに段々気分は乗ってくるのですが・・・
終わった後にはいつも、こうしておけば良かった、と後悔してしまいます。
それを課題に、稽古に臨んでいるのですがなかなか上手くいかない。
他の研修生は学校で演劇をやってきた人たちなので、すぐに切り替えて対応していて流石です。
でもそんな事で負けたくない。
後で後悔しないよう冷静に、なり振り構わず、最初から常に全力で暴れ続けていたい。

公演は稽古の様にやり直しがきかない。
修了公演「燦燦と淡淡と」、自分の限界を超えた全力で臨みます。

田中零大

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2015年度研修プログラム修了公演「燦燦と淡淡と」
日程=2016年3月10日(木)〜13日(日)
会場=シアターノルン
詳細はこちらをご覧ください。

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