稽古場日誌

研修生 研修生 2016/06/10

自分なんか大嫌い/志田明日香

初めまして。
現役大学生の志田明日香です。

山の手事情社と出会ったのは、去年のサマースクールでした。
劇団員の方に「ここの年間ワークショップを受ければ、将来どこの劇団でもやっていける基礎が身につくよ」という誘い文句に単純に魅力を感じたのが、きっかけ半分。
秋頃に行われた『タイタス・アンドロニカス』『女殺油地獄』を観劇し、「今まで観てきた舞台とは異質で、気持ち悪い。この劇団の本体を探ってみたい」と思ったのが、きっかけもう半分。
これで年間ワークショップ参加への動機が成立しました。

単刀直入に、私は泣き虫です。
発動の条件は、
①自分を責めてる時。
②自己嫌悪状態で怒られたり褒められた時。
③自分の本心を話す時。
④映画等で感動した時。
つまり、自分に自信がないのです。その上、妙に嫉妬深いのです。他人のあの点が羨ましいと考えたりします。
研修生の同期も1人1人良いところや個性があり、尊敬してますしムカついてます。
周りのみんなはすごいのに自分は…
とループが起こりがちです。

今回、担当の浦さんが「役者は人から好かれる方法を考えなさい」とおっしゃっていました。
この話を聞いた時、ん? もしやこれって、自分が自分を好きになることから始まらないと、自分の好かれる点って意識できないのでは?
と考えが巡りました。そこで私はこの年間ワークショップを通し、俳優の基礎はもちろん、自分自身を好きになる自信をつけたいです。
好きな自分を愛し、好かれるポイントを探っていきたいです。
泣きボクロがトレードマークの志田明日香を、これから1年よろしくお願いいたします。

志田明日香

IMG_4367-e1465513913487-1024x1024

稽古場日誌一覧へ