稽古場日誌
こんにちは、川村です。
大田区文化振興協会の下丸子×演劇ぷろじぇくと2016『体験ワークショップ』のアシスタントを務めています。
様々な年代の方が参加した今回のワークショップの主となるメニューは、ショートストーリー（寸劇）つくりです。
３～４人で頭と身体を駆使して魅力的な空間を立ち上げる。
ここは何処か？ 時間は？ 展開はどうする？ 私は誰で、相手との関係性は…？ といったことを、楽しさと苦しさを行ったり来たりしながら創作しています。
最初はお互いに遠慮していた参加者も
「そのネタはイマイチだね」
「いつもそのキャラクターだよ」
「もっと声出そう」
「そこでその行動は変じゃない？」
といった具合に徐々にぶつかり合ってきました。
このぶつかり合いが緊張感を生み、良い作品が生まれることに繋がります。
個々で考えていることが違うのは当たり前。
まずは腹を割って話し合おう。
そして面白ければ本番に乗るし、出番も増える。
ワークショップも回数を重ねると「目立ちたい」という欲求が顔を出し始めています。
最初は大人しかった参加者も他人がウケているのに感化されてか、アグレッシブな演技を提示してくる。
「そんな表情見たことが無いよ～(笑)」
「見ていてドキドキした？」
といった感想もチラホラと。
普段の彼らを知っている人が見たらビックリすることと思います。
1月29日(日)のワークショップ発表会に向けて、劇的な時間を届けようと奮闘しています。
川村 岳
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下丸子 ［演劇］ ミニミニふぇすた
ワークショップ発表会＋劇団山の手事情社「mini jam」
■日時：2017年1月29日(日) 14:00開演（13:30開場）
■会場：大田区民プラザ 地下１階 展示室・小ホール
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