稽古場日誌

研修生 研修生 2018/07/26

気づき

この度、平成最後の研修生を致します、高見 駿(タカミシュン)です。1995年6月20日に山口県にて男三兄弟の長男として生を受けた、双子座・O型・猪年。前厄です。
そんな私ですが、何故この劇団の研修生になったのか? という事から申し上げますと、至って単純な理由で「キツそうだったから」です。私は放っておくと何処までも怠けてしまう様な人間だと自負しており、それ故に精神面・肉体面共に追い込める場所をと思っていた矢先、見つけたのが劇団山の手事情社でした。研修生になると決める前に劇団で行われているワークショップに参加させて頂いた際、「キツイけど大丈夫?」と劇団員の方に尋ねられた事があり、その時は「その言葉、待ってました!」などと、内心思ったりしていたのですが、いざ稽古が始まったとなるとなりふり構っていられなくなっているのが現状です。

そんな中、ごく個人的な気づきとして【自分は思っている以上に自分を知らない】という事がありました。それは肉体面での無意識のクセだったり、普段人に晒さない様な一面を自分では表現しているつもりが、見ている側からしたら案外普段の自分からそんなに変わっていなかったりといった具合です。課題は山積みです。
この文章を書いている今も頭の片隅では間近に迫っている課題に「ああでもない、こうでもない」と頭を抱えております。ただ、初めは出来なかった事を段々と形に出来る様になるという成功体験はかなり嬉しいものがあります!
「キツイ」を楽しみながら3人の同期と共に作っていく修了公演の行く末、どうか最後まで見届けて頂けると幸いです!

拙い文章ですが、ここまでお付き合い頂き有難うございます!

高見 駿

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