稽古場日誌

研修生 研修生 2018/08/03

武士祐紀乃です!

はじめまして。武士祐紀乃(たけし ゆきの)と申します。
私は、2013年に行われた山の手事情社の「いそがしい社会人のための演劇ワークショップ」に参加しておりました。
昔から演劇をやってみたい、お芝居をしたいという気持ちをふつふつとさせていましたが、演劇が出来る場所がなかなか無い、臆病な性格、家庭の事情、日々の仕事等々で月日が経ち、行動に移した時には既に30歳を過 ぎていました。
(私の演劇初体験は、 独り暮らしを始めてからずっと住まいの近くにあった劇場のワークショップでした。
同時期に「メソッド」 を取り入れたワークショップが体験できる山の手事情社という劇団があることを友人から聞き、上記のワークショップに参加をしました。)
「やりたいと思っていたことがやっとやれた! エネルギッシュで楽しい! けど、難しい。簡単じゃない!  身体を使うって何?!」
が、山の手事情社のワークショップを体験した時の感想でした。
そして昨年、小劇場の舞台に俳優として立たせて頂いたのですが、 私には演劇と向き合ってきた密度が少ないこと、俳優に必要な訓練も足りていないことに気が付きました。
研修生を決断する際には、 人生で初めて清水の舞台から飛び降りるという感覚を味わいました 。怖い、不安、迷い、わなわな、ドキドキ、どうにでもなれという飛び込む決心、高揚感、速い心拍数……。
この感覚を味わうことから、私には必要だったのではないかと、 今ではそう思います。
遅いスタートではございますが、これも私の人生です。 研修生を経て、素敵な俳優に成長できるよう頑張ります。
武士祐紀乃をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

武士祐紀乃

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