稽古場日誌
今回稽古場日誌は「稽古場ではこんな事が行われている! 」をテーマにレポート形式でお送りします。創作作業が行われている現場の様子をお楽しみ下さい!
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本日、2日目です。
初めて通し稽古をした時、正直この芝居の面白さが自分には分からなかった
どこが一番の旨味で、それがどう見えているのか、全体の印象が分
一番最初の通し稽古で「全体的にたっぷり芝居をし過ぎている」と
確かに今まで私は自分が出るシーンの事ばかり考えるあまり、自分
でもそれだと全体を通して見た時、観客はお腹一杯になってしまう
全体を見た上で、自分の役割を考え、しっかり表現するのが大事な
今はとても繊細な時期。
意識ひとつで作品が表情を変える。
『うリアしまたろ王』
リア王と浦島太郎。
二人には「老い」という共通点がある。
ある日を境に、一気に押し寄せてくる急激な老い。
自分の事で言うと、
カラオケや飲み会でオールとかもう無理、
食後すぐに胃もたれを起こす、消化機能低下。
自分の話をすると何だかしょぼいが、リアも浦島太郎もある瞬間愕
きっとこういった「老い」も旨味の一つ。
しっかりこの旨味を噛み締めて、舞台に臨もうと思う。
髙坂祥平
劇団山の手事情社公演『うリアしまたろ王』
日程=2018年10月18日(木)~21日(日)
会場=東京芸術劇場 シアターウエスト
詳細は こちら をご覧ください。