稽古場日誌
仮名手本忠臣蔵 2018/09/11
『仮名手本忠臣蔵』では「塩谷判官(えんやはんがん)」という殿への忠誠心を持った志士達が、仇討ちをする。という、大きな流れがあります。
この方は、史実で言えば「浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)」で知られています。
現代において「忠誠心」という概念は薄いかもしれませんが、「この人について行こう!」と思った事は少なからずあるのではないでしょうか?
そんなエピソードを介して今回ご紹介したいのは、
見た目はダンディ、話してみるとキュートな、じゅんさんです!
じゅんさんからのコメントはこちら。
↓↓↓
今年初めてこのプロジェクトに参加した、じゅんです。
よろしくお願いします。
「ついて行こうと思った人」。
私にとっての「塩治判官」は、「植木等」。
♪ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい
俺もないけど 心配すんな
みろよ 青い空 白い雲
そのうちなんとかなるだろう♪
どうですかこの歌!
(「黙って俺について来い」青島幸男・作詞)
このテキトーさ加減、ついて行くしかないじゃないですか。
少年時代に知って以来、「植木等」と「クレージーキャッツ」に夢中でした。今でも「ホンダラ行進曲」は頻繁に口ずさみますね。
ちなみに現在「ついていこうと思う人」。
それは「高田純次」です。
↑↑↑
ものすごく、納得‼︎
実に、じゅんさんらしい(笑)
植木 等さんも、高田純次さんも、絶対に苦労や責任感はおありなのに、「無責任」としてのカリスマ。
人生の余裕や、楽しみ方を提供して下さり、
良くも悪くもクソ真面目気質の私は、とても憧れてしまいます!
金も時間もないけれど、
そのうちなんとかなるだろう♪
演出アシスタント 辻川ちかよ
**********
下丸子×演劇プロジェクト2018
区民参加劇『仮名手本忠臣蔵』
構成・演出=安田雅弘
原作=竹田出雲・三好松洛・並木千柳
日程=2018年12月15日(土)~16日(日)
会場=大田区民プラザ 大ホール
主催=公益財団法人大田区文化振興協会