稽古場日誌

交交(こもごも) 研修生 2021/02/10

気がつけば

研修生の有村友花です。
私が研修生になり、気がつけばもうすぐ半年が経とうとしています。

この半年間の稽古は、正直難しい事ばかりでした。特に《ものまね》発表は、伝えたい事が伝わらない、自分でないものになれていない……上手くいかない事ばかりでした。

他人の真似をする、それでは自分ってなんだろう。周りからどう見られているのだろう……
そんな事今まであまり真剣に考えた事がなかったので悩みました。
けれども、そのおかげで私自身と向き合い、新しい発見が沢山ありました。

そして、今までは私は演劇を観る側だったのですが、演劇を作る側の楽しさがほんの少しだけ分かった気がします。

修了公演まであともう少し。
緊急事態宣言が出てしまい、演劇をするのに厳しい世の中ですが対策をしっかり行って稽古に励んでいきたいと思います。

研修生と演出の佐織さん、演出助手の谷さん、劇団の皆様と沢山悩んで、悩み抜いてできた作品是非見ていただきたいです!

最後に
前に稽古場日誌を書かせて頂いた時に、人間になりたい! と書いたのですが、この半年で私は人間に近づけたのでしょうか……怪しいところですが確認してみてください!

有村友花

■演出の中川佐織から有村友花へ質問
Q. 一番大事な思い出を「あるモノ」に閉じ込められるなら、何に閉じ込めますか?
A.質問ありがとうございます!
私はすぐモノを無くしてしまいます。大切にしたいと思った物も大体無くしてしまうので困っています。
なので、大事な思い出を閉じ込めて取っておくなら……絶対無くさない瓶に閉じ込めておきたいです! その時の匂いも一緒に!
それか、絶対に忘れない脳みそが欲しいです!

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2020年度研修プログラム修了公演『交交(こもごも)』

日程:2021年2月25日(木)~28日(日)
会場:山の手事情社アトリエ
詳細はこちら

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