稽古場日誌

ワークショップ学生のための演劇ウィンタースクール 川村 岳 2021/04/21

学生のためのウィンタースクール2021 リポート

今年も実施しました「学生のための演劇ウィンタースクール」。大学生・専門学生・高校生を対象にした三日間集中のワークショップです。
今年はコロナ禍で演劇活動を制限された学生も多かったと思います。
「リモート稽古はしていたけど、やはり対面稽古がやりたい」という方が多く集まりました。
感染対策もぬかりありません。検温・消毒は勿論のこと、換気をこまめに行いながら進行しました。

初日は基礎的なメニューを中心に行います。
身体の使い方・発声・感情の出し方等……日常何気なく行っている事を表現に使用するにはどうすれば良いか、ということを体験して頂きます。

二日目は観察力や発想力を即興メニューを通じて鍛えます。次第に自分の好きな事や得意なこと、苦手な事などがわかってきます。グループに分かれて寸劇をつくって発表もします。

三日目は身体と思考をフル稼働して様々なシーンを立ち上げます。どんなシーンが出来るかは直前までわかりません。

「考える前に動いていた」
「身体が日常を超えた気がした」
「苦しいけど興奮&気持ち良かった」
(参加者の感想より)
その場で感じてアクションを起こすことが大切です。
最後には劇団員の前で寸劇を発表しました。

言い忘れてましたが、台本は使用しません。素材である自分がいれば充分です。

以下参加者からの感想です。

「コロナ禍でなにも出来ていなくてずっと苦しい時期を過ごしていたのですが、やっぱり演劇楽しい! って思えて幸せな時間でした」(大学2年生)
「自分の性格から、身体、声の表現の部分までも指摘していただき、とても貴重な体験でした」(大学1年生)

不安定なこのご時世、演劇にはまだまだ出来ることがありそうです。

川村 岳

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