稽古場日誌
かもめ ルーマニアツアー 安田 雅弘 2023/07/22
遅ればせながらご報告します。
先月6月28日から7月5日まで、ルーマニアに行き、シビウ国際演劇祭と、ティミショアラのサンライト演劇祭で、『かもめ』(原作:チェーホフ)を上演してきました。
『かもめ』は2019年に下北沢ザ・スズナリで『過妄女』という題名で、初演しました。
今回のツアーにあたって、当初はそのままブラッシュアップすればいいだろう、とたかをくくっていました。
しかし4年たって、改めて当時の映像を見ると、甘かった部分がずいぶんと浮き彫りになりました。
ああ、時間がたつと気がつくことがあるんだなぁ。
目の前で作っているときには何とも思わなかったことが、時を経て眺めると、足りていない部分が目に付くようになります。
そういう意味で再演というのはとても重要な機会だと思います。
いままで、シビウ国際演劇祭で上演した
『タイタス・アンドロニカス』(原作:シェイクスピア)
『傾城反魂香』(原作:近松門左衛門)
『オイディプス王』(原作:ソフォクレス)
『道成寺』(原作:郡虎彦ほか)
はすべて再演で、しかもそのたびに作品レベルは、間違いなく上がっているのではないかと感じています。
今回、壮行公演はかないませんでしたが、作品としては、かなり変わったものになりましたので、改めて日本での公演も考えていきたいと思います。
帰国後の7月9日に、劇団の稽古場でツアーについてのナマ配信を行ないましたので、お時間があるようでしたら、下記URLから、ぜひご覧ください。
上記の初演からの変更などについて、話をしております。
https://youtu.be/9FHf2zzRxCk
また本ツアーへのサポートを7月31日まで受け付けております。
どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.yamanote-j.org/news/25357.html
安田雅弘
※ 写真
シビウ公演:Anca Nicolae/写真提供:シビウ国際演劇祭
ティミショアラ公演:写真提供:Sunlight Theatre(サンライトシアター)