稽古場日誌

オドラデク 安田 雅弘 2020/03/28

『オドラデク』って。

オドラデクは、カフカの短編小説『父の気がかり』に出てくる虫とも動物ともつかない奇妙な生き物。カフカと言えば、私にとっては、『変身』とか、『城』とか、『断食芸人』とか、私たちの無意識に棲んでいる世界を文学にした人という...

桜姫東文章 安田 雅弘 2020/03/13

このたびの『桜姫東文章』公演延期について

ご案内の通り、3月14日(土)~17日(火)に予定しておりました、当劇団の公演は延期させていただくことになりました。公演を楽しみにされていた皆さまには本当に申し訳ございません。 劇団員で連日話し合った結論は、新型コロナウイ...

桜姫東文章 安田 雅弘 2020/02/13

鶴屋南北という人

山の手事情社では、古典の和モノを結構上演してきました。最初に手掛けたのは、近松門左衛門の『傾城反魂香[けいせいはんごんこう]』。20年前のことです。あるのは、やりたいという気持ちばかり。お手本もないし、知識もないし、ど...

馬込文士村演劇祭 安田 雅弘 2019/11/05

観劇のハシゴができる演劇祭④

話を「①」に戻しましょう。 そう、迫ってきた11月20日の、無料プレイベントです。(10月末日が応募〆切でしたが、11月10日まで延長になりました。残席わずかです!) 正式名称は「OTA アート・プロジェクト馬込文士村演劇祭立ち上げ企...

馬込文士村演劇祭 安田 雅弘 2019/11/05

観劇のハシゴができる演劇祭③

「演劇祭」って、実は日本のあちこちで開かれていて、私のような専門家にとっては興味深いものが年々増えている印象なんですが、それが必ずしも観劇人口の増加につながっていないところがあるように思います。とにかく観る人、興味を...

馬込文士村演劇祭 安田 雅弘 2019/11/05

観劇のハシゴができる演劇祭②

で、その【馬込文士村演劇祭】。来年の、すなわち2020年の12月に開催予定です。まだまだ随分先です。会場はJRの「大森駅」の周辺。駅の近くの劇場となる会場を今のところ4つほど確保しまして、できればほかにも会場を用意して、お客...

馬込文士村演劇祭 安田 雅弘 2019/11/05

観劇のハシゴができる演劇祭①

まずお知らせです。11月20日(水)の19:00から、大田区にある「大田文化の森」で、無料のイベントがあります。そちらにぜひお運びいただきたい。何の催しかというと、来年度開催予定の【馬込[まごめ]文士村[ぶんしむら]演劇祭】と...

methods&過妄女 安田 雅弘 2019/06/18

《ショート・ストーリーズ》って

間もなく公演が始まる『methods』の、3分の1近い時間を占めてお見せする、《ショート・ストーリーズ》について少しお話ししたいと思います。 《ショート・ストーリーズ》というのはつまり「寸劇づくり」のことです。本来は寸劇を作る...

methods&過妄女 安田 雅弘 2019/06/17

『methods』って

間もなく公演の始まる『methods』。山の手事情社の稽古方法《山の手メソッド》を紹介します。と言うと、本番でなく稽古を見せて「金」を取るのか? というお客さまもいらっしゃいます。確かに「稽古方法の紹介」という言い方は、誤解...

あたしのおうち 安田 雅弘 2019/02/17

きっかけ

演劇は、いつの間にか自分の職業になっている。でも高校で出会うまで、ボクの「演劇」のとらえ方は、普通の日本人と大差なかった。「よく知らない」「別になくても困らない」「どうせつまらないんでしょ、ほらやっぱり」そんな感じ。 ...