稽古場日誌

ダイバー研修生 研修生 2015/01/18

研修生は演劇羊の夢を見るか/松永明子

こんにちは。松永明子です。
名は明るい子、と書いて「めいこ」と読みます。子どもの頃はあまり好きではなかったけれど、いまはこの名前が好きです。
今年度の研修生として山の手事情社にお世話になっています。どうぞよろしくお見知りおきください。

最近の主食はカップヌードル(トムヤムクン味)です。レモン汁とマヨネーズをトッピングして頂きます。麺を食べ終わったら、ご飯を入れて最後までスープを楽しみます。お行儀が悪いとは知っていても、やめられません。

大変な猫アレルギーです。しかし本人は大変な猫好きです。猫と暮らしている友人のお宅で猫を撫でては、クシャミと目のかゆみに悩まされています。夢は大きな猫と一緒にベッドで眠ることです。

マイブームは御多分にもれず「アナ雪」。いや、いまさらか。毎日のように「ありのーままのー♪」と口ずさんでいます。スマホにも映画をダウンロードしたので、気になるシーンをいつでも確認できます。吹き替え版と字幕版でお姉さんの苦悩について、受ける印象がだいぶ違うことに感銘を受けました。

帰宅の途中に、星を見ることが好きです。冬になると空気が澄むせいか、星が綺麗に見えることに感謝。いやむしろ、星が綺麗に見えなかったら真冬の寒空なんてごめんです。毎日見上げていると、オリオン座の位置がすこしずつ移動していることに気がつきました。むかしむかしの人たちと同じことをしていると思うと、少しばかりロマンチックな気分になれます。この間は流れ星を見ました。

そういえば例年になく、昨年はよく手紙を書きました。どういうわけかメールじゃなくて手紙がいい、と思って筆をとる機会が多かった。手紙を書くとき、なるべく心を澄ませて、気持ちをつづっていく。この時間が好きなのだと思う。相手を思い浮かべながら、というのもいい。一人で手紙を書くけど、ひとりぽっちではない。

こう書き出してみると、わたしの日常は結構たのしそうですね。

冒頭に書きましたが、子どもの頃は自分の名が苦手でした。なぜなら、わたしが知っている「明子さん」はなかなか根暗だったから、名前負けするなあ、と思っていたのです。毎日つまらない、しんどいなあ、と思いながら暮らしていたのでしょうね。それが最近は毎日が楽しい、とまではいかなくても、毎日なにかしらいいことがある、と思えるようになりました。山の手事情社のおかげです! と言うと胡散臭いので言いませんが、人間が名前に追いついてきたような心地がして嬉しい今日この頃です。

山の手事情社「テンペスト」が始まっています。わたし達研修生も心を尽くして作品に携わり、お客さまをお迎えします。どうぞご期待ください。
そして3月には研修生の修了公演があります。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

松永明子

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