稽古場日誌

ダイバー 越谷 真美 2015/02/19

2月某日、研修生稽古

研修生とは劇団公演では一緒に活動してきたけれども、俳優としての顔をなかなか見られないまま、もうこんな時期に・・・。
すみません、基礎訓練だけでも参加していいですか!
というわけで、2月某日の午後2時。
今日は夕方から演出の美智子さんがみる発表にむけて、自主稽古を始めるようです。
稽古場に入ると、最年長の小貫が若い玲奈に景気よく? 何か注意されていました。
素直に「はい! わかりました!」と返事する小貫。
(研修生同士にも主従関係が・・・!)
マラソンをして、戻ったらストレッチと筋トレです。
ペアになった現役大学生の優美に、
「もう少し強く押してもらって大丈夫です!」
と言われました。
その後、ちょっと言い過ぎました、すみませんという表情。
(大丈夫、たぶんもっとガンガン要求出してくれて大丈夫。)
一時間ほどでグループにわかれてのシーン稽古へ。
シーンごとにガシガシと体裁を整えていくもう一人の演出、くみこさん。
その熱に少々押され気味、というのが本日見た《ショートストーリーズ》の印象でした。
まだまだ皆の、見たこともないような表情が見てみたい。
1階の稽古場に下りると知佳と明子の女子2人が熱く台詞シーンを稽古しているのを目撃。
しかしここでタイムアップ。
んーもっと観たかった。
“面白くなければ出番はない!!”
研修生たち、そんなデスゲームのような心境に追い立てられていくと思いますが、一生に一度あるかないかの贅沢な時間ですから。
死ぬほど頑張ってください。
その格闘の痕跡が何より面白いので。
期待してるんだな!!!!!

越谷真美

稽古場日誌一覧へ