稽古場日誌

ワークショップ 安田 雅弘 2015/04/29

「大人のためのエンゲキのアレコレ」第4回レポート

劇団が実施するものとしては
おそらく初となる《座学》だけのワークショップ。
始まる前、そして始まってからも暗中模索でした。
ようやく慣れて来たころ終わる、という世の習い通り、
ペースがつかめてきたところで、最終回を迎えました。
ちと残念。

劇団員には普段から話している内容でしたが、
一つには演劇になじみのない方にも話す、ということ。
また、4回にまとめて話す、ということで、
今まで漠然としていたいくつかのことを
つなげて考える機会になり、
自身の発見になりました。
ちと情けない。

劇団員には新鮮でなくても、
一般の皆さんには衝撃的なことも多かったようで、
終了後に感想を述べていただくコーナーで、
「全然知らないで演劇を見てきた」
「今までより演劇に興味を持てた」
と言っていただけたのがうれしく、
ご自分と演劇のつながりを、
熱く語られる方も数多くいらっしゃいました。
お酒も入っていないのに、講座のあと、
2時間も雑談が続き、
いつしか話題は学校教育のあり方にまで!

こういう機会をまた設けていければと思います。
受講される皆さんの熱気が、
劇団員にも伝播していくようです。
「アチコチ」に飛躍する私のヨタ話に
最後までおつきあいいただき、
本当にありがとうございました。

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