稽古場日誌

研修生 研修生 2015/09/21

全てが稽古

今回研修生となりました、田中 零大(レオ)です、よろしくお願いします。
唯一の学生として勉学と稽古にその他色々奮闘中です。

さて、稽古が始まって約4ヶ月。実に時間が過ぎるのが早い。稽古が始まった当初は、まだ1カ月、と思っていたら、気が付けばもう後約6ヶ月くらいしかないから驚きです。
稽古は今まで経験した事のない新しい事の連続、それと同時に得る事は山ほどのようにあります。エチューダーである劇団員の方からはいつもダメ出しばかりですが、刺激のある毎日です。

稽古を通して感じた事は沢山ありますが、私の中で筋力を求められる事(太る事も)がここまで難しいとは思いませんでした。
俳優に必要な事は演技力としか考えていませんでした。俳優について浅い考えしかなかったのは恥ずかしい。俳優というのは奥が深いのですね。
筋力については、自慢ではないですが私の身体はものすごく細いのです。研修生の同期からはおじいちゃんみたい、と言われるほど。
太ってやる、と思ってかなり食べているのですが肉が思うようにつかない。確実に食べる量は増えているはずなんですが最近体重計にのったら45㎏、増えても減ってもいない。減っていないのがせめても救いであります。
稽古終わりや運動後にはプロテインを飲むようにしているのですが、成果はあまり見られず。
そこで、もっと筋肉に負荷がかかるような事をしないと意味がないと言われ、自分の甘さを改めて実感しました。確かに筋トレはしていますがやっている回数、内容は甘いことに気付きました。

もっとストイックに稽古と身体作り、全てに取り組みたい。
我々研修生の修了公演が来年の3月。今年の11月には劇団員の方々による本公演。限られた時間の中でどうなっていくのか楽しみです。
修了公演は本公演を越えたい。

田中零大

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