稽古場日誌

ワークショップ 2015/04/20

「大人のためのエンゲキのアレコレ」第3回レポート

第3回は「身体や声のこと」と題して、俳優の訓練方法の紹介やなぜそのような訓練が必要なのかをお話ししました。呼吸法の体験や滑舌表を用いた発声練習、歩行など、実際の訓練方法を皆さんで挑戦。また一つ演劇の楽しみ方が増えたので...

ワークショップ 中川 佐織 2015/04/05

「シニアのための俳優講座」レポート

かれこれ2ヶ月前、ワークショップ初日の顔合わせ、演出家の倉品淳子から「『私達の』道成寺を見つけられたらと思っています」とあったが、参加者の方々のほとんどが「道成寺」の内容と自分達がどうリンクするか、あまりピンときていな...

ワークショップ 安田 雅弘 2015/04/04

「大人のためのエンゲキのアレコレ」第2回レポート

「シェイクスピアの魅力」と題して、現在世界中でもっとも売れっ子の劇作家、シェイクスピアの面白さを紹介しました。 今回は演劇オタクとしてではなく、一人の演出家として、シェイクスピア作品にどう取り組むのかという話をさせてい...

ワークショップ 倉品 淳子 2015/04/03

「シニアのための俳優講座」レポート

全10回、2か月以上かけてやってきたワークショップが終わりました。「道成寺」というモチーフは、山の手事情社でも、えずこシアター(私が毎年演出している宮城県の住民劇団)でも扱ってきましたが、本当に全然違うアプローチの作品に...

ワークショップ 安田 雅弘 2015/03/31

「大人のためのエンゲキのアレコレ」第1回レポート

演劇の知識と言っても、大概のことならネットで調べれば出てきます。本当に知りたいことは、「一体何を見ればいいのか」そして「舞台の何を見ればいいのか」だと思う。 というわけで、劇団主宰者でもなく、演出家でもなく、学校の先生...

ダイバー研修生 研修生 2015/03/15

大久保美智子とわたし/松永明子

わたしたち研修生のボスである大久保美智子さんはピュアで厳しい。人間のこころと、芸術のために涙している鬼を同居させている。この人の口から溢れる言葉はこころにささる。 山の手事情社という劇団は、人間ってこんなことができてし...

ダイバー研修生 岩淵 吉能 2015/03/13

研修生諸君。

これからはじまる舞台は君たちの人生において、とても大事な一瞬となることだろう。もがき苦しんだ1年間。《山の手メソッド》を体感して、自分自身の何たるかを身にしみて感じたことだろう。希望、絶望、熱気、期待、傷心、快感、情熱...

ダイバー研修生 研修生 2015/03/13

なぜ演劇をやるのか?/小貫泰明

小津安二郎の「生まれてはみたけれど」という、子供の目線で自分たちには偉そうなことを説教するが会社の上司の前では太鼓持ちのようなおべっかを使う父親を描いた苦々しい真実の映画。髪の毛フサフサしていた頃私はこれに反発した。...

ダイバー研修生 研修生 2015/03/12

直球/穂坂拓杜

約1年間を通じてきた《山の手メソッド》とは何か、よくわからない。僕の素朴な印象をいえば、もともとの巧拙はともかくただひたすら全力で直球を投げる。ぶんぶん投げて肩を強くしていく。変化球で誤魔化そうとしても、厳しい目がそれ...

ダイバー研修生 研修生 2015/03/12

時間、時間、時間/武藤知佳

本番まで1週間を切りました。 あのシーンもこのシーンもまだまだ稽古したい!!朝起きて、稽古場に向かい、あっという間に1日が終わる。そして、帰って寝て、また次の朝を迎える。ご飯を食べたり、歯磨きをしたり、お風呂に入ったり...