稽古場日誌

葵上 安部 みはる 2026/02/17

けふはかかる日なりき

如月九日月曜日小劇場B一に劇場の下見いとこぢんまりとしまらうと席と舞台近し丗分ほどまらうと席や楽屋見定め劇場を後にし稽古場に向かふ一昨日の雪の後外の空気冷え指先冷たし半ばの商店にうまからむ花椰菜と小型赤茄子を買ひき小型...

葵上 ニュージェネレーション 2026/02/16

研磨し合う演劇空間

今回の稽古では主に3つのシーンの稽古が行われていた。その中で宮﨑さんと明子さんとのシーンが印象的だった。私が見学を始めて間もなく、演出の小笠原くみこさんは宮﨑さんに対して「宮﨑は【見てから分かる】という芝居になりがち...

葵上 松永 明子 2026/02/14

編みものと『葵上』

この冬、編みものにハマりました。 きっかけはネットで友人に勧められたこと。池上のお隣、蒲田に手芸専門店ユザワヤがあることもあり、のめり込むのは簡単でした。毎週末ユザワヤに通い、お正月のセールも今年は毛糸を見に行きました...

葵上 渡辺可奈子 2026/02/12

生霊になりたい!

「源氏物語」の舞台である平安時代は、科学や医学が発展していなかったため、天災や病気など不吉な出来事は怨霊、鬼、生霊の祟りだとされていました。その他にも、夢占いと言って、その日たまたま見た夢が大きな意味をもったり、個人...

葵上 有村 友花 2026/02/10

眩しいものこそ

これはまだ私が高校三年生の頃のお話。 受験を控えた私は予備校に通っていました。その帰り道、駅のホームで電車が来るのをボーっと待っていると、海外の方に流暢な英語で電車の乗り方を教えてあげている男子高校生がいました。「あん...

葵上 ニュージェネレーション 2026/02/09

多くの手がかり

『葵上』の稽古場を見学した。 最初に見たのは《ぐっとくる仕草》(異性の仕草でぐっとくるものを提案して実践してもらうエチュード)をベースにしたシーンの”実験”だった。シーン自体がまだ未完成で、役者たちが考えたネ...

葵上 名越 未央 2026/02/07

恥を知れ

「源氏物語」を読み進めていくうち、“恥”という語がやたらと登場することに気がついた。 恥づかし、もの恥ぢ、そら恥づかし—— 光源氏も、身分の高い女性も低い女性も、帝も、まだ幼い子どもまでも、様々な場面でそれらの語を発してい...

葵上 川村 岳 2026/02/05

真面目

山の手事情社は「真面目な劇団」だ。 芝居はアバンギャルドに見えて熟慮して取り組んでいるし、アウトローな表現を好んでいるように見えてとにかく基礎を大事にしている。 挨拶は元気よく、稽古の前は稽古場を掃除してから臨み、怪我...

葵上 宮﨑 圭祐 2026/02/03

我思う山の手事情社アトリエ

仕事終わり、ワークキャップを被り足早に向かったのは山の手事情社アトリエ、いや”旧”山の手事情社アトリエだ。ほんの数ヶ月まで通っていたこの箱の様な形の3階建て。あれほど芝居の活気と良くも悪くもプレッシャーを放っ...

ワークショップ 高島 領也 2026/02/02

島根県・大田区ワークショップリポート

私たちは芸術家派遣事業で、2025年8月に島根県立吉賀高校、10月にこちらも島根県の江津市立江津東小学校と浜田市立国府小学校に行き、11月と12月には地元大田区の大田区立六郷中学校と大田区立大森第四小学校に出張講座に行ってまい...