稽古場日誌
今年度、劇団 山の手事情社は創立40周年を迎えることができました。 1984年に早稲田大学の演劇サークルとして立ち上げた当初は、まさかこれほど長く続けられるとは思ってもみませんでした。この40年間、順風満帆というわけではなく、...
ワークショップ学生のための演劇サマー&ウィンタースクール 川村 岳 2025/03/04
こんにちは。俳優部の川村岳です。先日「学生のための演劇ウィンタースクール」を終えましたのでそのご報告と、感じたことを綴ります。 毎年、夏と冬に学生向けのワークショップを実施しています。《山の手メソッド》を土台とした様々...
二本立て公演『オセロー』『マクベス』、好評裏に終了しました。連日たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。 山の手事情社はこれからも公演やワークショップをおこなってまいります。今後の劇団・劇団員の活...
二本立て公演『オセロー』『マクベス』の初日の幕があきました。残り4日・10ステージ、お客様とともに進化し深化し続けます。全ステージ札止めとなっていましたが、増席に伴い、ご予約いただける回がございます。各回開演3時間まで...
ワークショップ学生のための演劇サマー&ウィンタースクール 川村 岳 2025/02/09
2月に入り寒波が押し寄せてくると、「そろそろあの季節か……」としみじみ思います。そう「学生のための演劇ウィンタースクール」の季節です。今回インストラクターを務める川村 岳です。 学生って元気ですよね。例えば……お金はないけ...
劇団が40周年ということで、過去の作品の「アーカイブ上映会」というイベントが行われ、久しぶりに大昔の先輩方の映像を見る機会があった。今の山の手事情社の《四畳半》とは似ても似つかぬ芝居。80年代演劇を疾走するスピード感満載...
もうすぐ初めての通し稽古を控えて、最初の山場を迎えています。 久しぶりのシェイクスピア劇。頭も体もめちゃくちゃ疲れます。男性キャストがメインの『マクベス』を女優7人で演じようという挑戦であることにもよりますが、やはり戯...
お芝居を見に行くとき、何で情報を得るか。今はインターネットで探すことが多くなりましたが、以前は「ぴあ」や「シアターガイド」といった情報誌がありました。あとはチラシですね。私が劇団に入った2002年ごろは、まだまだチラシ全...
「どう死にたいか」最近、そんなことをよく考える。老衰で死ぬか、友人を庇って死ぬか、愛する人の胸の中で死ぬか……。生まれ方はどうしても選べないが、死に方は選べる可能性が高い。人生の幕引きをどう飾るかということに思いを馳せ...
ニュージェネレーション(体験談)研修生 藍葉 悠気 2025/01/25
ニュージェネレーションが始まって約三か月経った頃、《ものボケ》という稽古が行われたことがあった。《ものボケ》とはその名の通り、稽古場にある日用品や小道具など、なんでもいいので自由に使って、とにかく面白いことをやってく...