稽古場日誌
これまで色んなメンバーが書いてきているように『傾城反魂香』は再演です。再演は配役変更による期待、演出の深みという面白さもありますが、劇場が変わる楽しみもあると思います。 1999年の初演は西荻WENZスタジオ。2003年は SAI STU...
山の手事情社の演出部の河合です。 本番も間近になり、毎日のように通し稽古が行われています。時には稽古場で、時には地域の貸しスタジオなどを借りて、時には本番の会場で。その時々の場所によって演技をするスペースが広くなったり...
研修生3年目の田中零大です。 1年目、2年目で同じ研修生だった同期が6人、劇団員になりました。 『傾城反魂香』の稽古を見学している際、同期の劇団員との間に壁を感じました。 1年目、2年目に講師をして下さった先輩劇団員と僕の同期...
研修生2年目の喜多京香です。ただいま『傾城反魂香』稽古見学中です。日々、刺激的な稽古に心躍らされています。 私は最近、しょっちゅう人に騙されています。マルチ商法に引っかかりました。友達の女の子を妊娠させてしまったと嘘を...
こんにちは。研修生の榎本倫子です。本番に向けて劇団全体の熱が高まっていく中、研修生も、稽古の見学をさせていただいております。 今回上演する『傾城反魂香』。初めて台本を読んだときは、共感できる人物がほぼいなかった。ほとん...
初めまして。研修生1年目の遠藤瑞季と申します。僭越ながら稽古場日誌を書かせていただきます。 中学2年生の夏、不思議な体験をしました。その日は当時僕が所属していたバドミントン部の大会の日でした。僕は、優勝には手が届きません...
本日通し稽古を初めて拝見した。台本を読んであらすじを追っていたときは、八方美人な元信や一途すぎるみやにイライラしていたが、実際の作品を観ると印象がガラリと変わる。みやのいじらしさ、元信とみやが想いあっているのが伝わっ...
稽古が終わって頭も心もグルグルしている時は、池上本門寺に行きます。池上本門寺は稽古場の近くにあり、劇団のランニングコースにもなっています。日蓮宗の大本山で、昼間は人で溢れ、夜もポツポツとですが人が絶えず訪れます。今日...
私が思うに、テレビドラマと、私たちのやっている舞台表現の最大の違いは、観る側に想像力を要するかどうか、だと思います。 《四畳半》では、具体的な舞台装置や小道具などは使わず、俳優の最小限の記号的な所作だけですべてを表現す...
以前道を歩いていて、丁字路に差し掛かろうかと言う瞬間、後ろから突然「落とし物ですよ」と声をかけられ、立ち止まり振り返るが誰もいない。と同時に転倒したバイクが横道から滑り込み、危うくそのまま歩いていたら巻き込まれていた...