稽古場日誌
若手公演『夏の夜の夢』、スタッフ参加の演出部二人を紹介します! まずは河合達也さん。今回の若手公演では舞台監督を務めます。発表会などで照明を担当したり、自ら団体を立ち上げて演出作品を発表したりと、スタッフ周り、裏方のエ...
今回の『夏の夜の夢』をお知らせするにあたって、相関図などを載せた鑑賞の手引きを作りました。その中の「シェイクスピアって何がすごい!?」という記事を執筆するにあたり下調べをしました。その際、とても興味深い本に出会ったので...
舞台をおりるとシャイなタイプが多い男優陣のなかで、藍葉悠気は誰とでも話ができるし、とても社交的。大柄だけど物腰がやわらかくプーさんみたいな顔してうんうんと頷きながらひとの話を聞いている。どんなに場が煮詰まっても声を荒...
古来より日本人は、欠けたもの、不完全なもののなかに、美を見出してきたのだとか。 “中秋の名月”は一年を通して最も美しい月と言われますが、満月とは限りません。そして“お月見”は、空に浮かぶ月ではなく水面や盃に映った月を眺める...
「僕、変なこと言ってます?」はい、言ってますよ、あなた。 鍵山大和くんというのは、こういうひとです。日常の会話でも、芝居の創作時でも、独り言でも、どんな時でも彼の中の「今だ!」スイッチが押されると、急に言葉を紡ぎ出すマ...
シェイクスピアの作品には常々、強烈な「ルッキズム」を感じる。今回の作品も、特に女性の登場人物は「私はあの子より可愛くない」だの「あの子の美しさが私に移ればいい」だの、とにかく見た目についてうるさい。そのたびに私は「わ...
有村友花は、まだまだ初々しい後輩だ。村娘のような清楚な感じだけど、天然。友達が多そう。でも実はいない印象が。花に例えると……いや、花ではなく道端の雑草か。踏まれても意外とすぐ戻る。才女ではないが、清楚な感じとは裏腹な能...
みなさま、こんにちは! 演出部の鹿沼玲奈です。このたび劇団創立40周年記念として『アーカイブ上映会』をおこないます。過去の作品から現在の作品まで、幅広いラインナップを用意いたしました。改めて劇団員と作品を鑑賞し、作品の...
好きでいる事を辞めたい。誰しもそんな思いを密かに持っているのではないでしょうか。『夏の夜の夢』では登場人物がまじないをかけられて、好きなものが好きでなくなり、これまで何とも思ってなかったもの、嫌いなものを好きになって...
宮﨑くんといえば、ちょっとしたときに話しかけてくれるその声がやたら美声で、しかも耳元で中低音でささやかれるので、思わず笑ってしまい突っ込みたくなります。おい、そんな美声にする必要ある?わざと出してない? 自分が美声な...