稽古場日誌
=========新型コロナウイルスの出現によって、世の中から演劇をやる意義が問われております。そんな中、今年も研修生が集まってくれました。その中には、それぞれに様々な理由や決断があったことでしょう。そこで、今回の劇...
私は大学生の時に、山の手事情社のワークショップに参加した。今は昔、四半世紀以上も前、まだ山の手事情社の研修プログラムがはじまる前のことだ。 本公演で配布チラシの束の中に、ワークショップ参加と劇団員募集案内の両方が入って...
山の手事情社では、上演に際して作品への理解を深めるために、作者や作品の特徴、その作品が生まれた時代背景などについてチームに分かれて研究をし、内部発表を行います。私のチームは、「鶴屋南北の作品について、その特徴と他の作...
methods&過妄女 長谷川 尚美 2019/06/16
「自分史」を作成した。 人生に影響を与えた転機や体験についてを現在から遡って小さい頃まで書いていく。人生の棚卸しである。やり始めたときはそんなに特筆すべきことがあるのだろうか? ……と思っていたが、いやあ実に色々あるもの...
小学生のときに夢中で読んだ『ガラスの仮面』という漫画によって私の演劇への興味は大きく放たれたといっていい。極寒の中での演技を会得するために冷凍庫に入ったまま芝居の練習をしたり、乞食の役をやるために浮浪者の生活をしたり...