稽古場日誌一覧 | 劇団山の手事情社

稽古場リポート⑧

外部スタジオでの最終稽古が終わりました！これから池上の稽古場に戻り、劇場入りに備えます。通し稽古の後も可能な限り自主稽古・打ち合わせ！　実寸に近い環境で稽古できる最後の機会なので備えられるだけ備えます。その後は迅速に...

本番が近くなると外部のスタジオに本番のセットを仮組みして実験を繰り返します。安田さんは技術スタッフ（大道具・美術・音響各担当者）の皆さんと話し合いを進め、大掛かりなセットを動かしつつ「あーでもない、こーでもない」と試...

呑川沿い。私が池上で好きなところです。海に歩いて行けるところで生まれ育ちました。上京してから住んだ場所、以前の稽古場近くには多摩川がありました。そして池上に来てからは近くに呑川があります。水辺を歩くと、空が開けてい...

ようやくマスクを自己判断ではずしてもよい、という雰囲気にはなってはきましたが―― 昨年6月にルーマニアのシビウ国際演劇祭を視察してきました。だぁれもマスクをしておりませんでした。してるとかえって奇異の目でみられる感じです...

池上駅の駅ビルの３階４階には、街の人々がゆったりと過ごせるベンチがあります。演劇祭の視察などで海外の街を訪れると、歩道に市民の方々の寄贈によるベンチが置いてあることがあります。日本にもなくはないのですが、大抵は行政の...

先日、安田さんの誕生日だった。稽古終わりに皆で歌を歌ってプレゼントを渡す計画だったが、その日私も関わるシーン稽古で安田さんの雷が落ちてしまった。まったく誕生日を祝うような雰囲気ではなくなる。できればこのまま帰りたいと...

俳優として生きていきたいと思いながらもどうすればいいか分からず、そのままコロナ禍に突入し、大学演劇も思うように舞台に立てない、そんな状況の中で飛び込んだのが山の手事情社のニュージェネレーションだった。やる、と決めるま...

池上をしばらく離れ、外部のスタジオをお借りして稽古。セゾン文化財団さんが運営している森下スタジオ。思えば、外部の稽古場で稽古するのは久しぶりだ。あ、そうだ。3年前、対岸の火事だと思っていた未知数のウイルスによって、イ...

池上駅を降りて稽古場へ向かう際、「今日の稽古では何を試そうか。課題はクリア出来るのか」と悶々しながら向かいます。その時、見覚えのある背中を目にすることがあります。劇団員です。そして何となくその日の状態が分かります。足...

3月上旬、本番まで1カ月を切ったころ。シーンごとに分かれての稽古です。俳優各自が台本を読んで「こうしたら面白い」「私はこう解釈した」を持ち寄り話し合いながらシーンを作っていきます。たまに話が盛り上がりすぎて、その時作...