稽古場日誌
6月25日から約1週間、岡山県の井原市、矢掛町へ小学生を対象としたワークショップに行ってまいりました。 まず、岡山県広島県を始め、中四国・九州地方の豪雨による被災者の皆様、心よりお見舞い申し上げます。つい先日お邪魔したば...
現代劇で、台詞劇で、しかも当て書きという、今まではどちらかというと避けてきた形態。本当に面白い体験でした! まず、共演者、作・演出家、みなさんほとんど初対面の方々ばかり。今回書き下ろしということで、作者の釘本光さんはな...
テンペスト(2018年) 谷 洋介 2018/07/27
皆さん知っての通り、欧米では屋内で靴を脱ぐ、という習慣がない。日本でもビジネスホテルなどは、靴を脱がないで室内に入ったりするので、ツアー中の宿泊先のホテルでは靴を脱がないことにあまり違和感を覚えなかった。 しかし、劇場...
この度、平成最後の研修生を致します、高見 駿(タカミシュン)です。1995年6月20日に山口県にて男三兄弟の長男として生を受けた、双子座・O型・猪年。前厄です。そんな私ですが、何故この劇団の研修生になったのか? という事から...
俳優部の渡辺可奈子です。 4月の末、人生で初めての客演を経験致しました。 劇団員になる前に一度お世話になった演出家の工藤大嘉さんに誘われ、「山の手事情社」という肩書を背負っての初めての外部活動でした。初対面の俳優陣、いつ...
テンペスト(2018年) 松永 明子 2018/07/23
入浴の喜びが分かるようになりました。湯船につかることで身体の緊張がとけ、ようやく一日を終えられます。最近になって、これを有り難く感じるようになりました。 ところが、ヨーロッパのホテルにはバスタブがない場合がある、といい...
研修生二年目の太田成美です。今年もよろしくお願いします。 山の手事情社の研修生一年目は、自分のできなさ加減を痛感した一年でした。よくわからずに研修生に入ったからと言い訳しながら、劣等感をごまかして過ごした一年でした。 ...
テンペスト(2018年) 鯉渕 翼 2018/07/20
山の手事情社が海外に持っていく作品は、基本的にセットはシンプルで小道具なんて皆無。そもそも山の手事情社の芝居は身体で道具も表現するので小道具自体がほぼないのです。ところが今回の『テンペスト』は、近年の作品の中で最も小...
テンペスト(2018年) 斉木 和洋 2018/07/17
もう何度目だろう、ルーマニア。思い返すと苦難続きのルーマニア。『タイタス・アンドロニカス』を上演したときは、会場入りした日に公演があって、怒涛のごとく本番に呑み込まれていった。前のカンパニーが上演時に使った水が舞台上...
テンペスト(2018年) 中川 佐織 2018/07/13
言葉がわからずとも、芝居を観て涙する。海外公演のとき、プレッシャーと同時に楽しみなことがあります。それは、海外の劇場でお芝居を観られることです。ルクセンブルクでは、山の手事情社の『テンペスト』の上演だけで他の芝居は見...