稽古場日誌
=========新型コロナウイルスの出現によって、世の中から演劇をやる意義が問われております。そんな中、今年も研修生が集まってくれました。その中には、それぞれに様々な理由や決断があったことでしょう。そこで、今回の劇...
研修生をやって良かった。 と思えたのは、修了公演が終わってから1ヶ月後。ポカーンと何もない時間の中、ボケーッとしている時だった。 寝ても覚めても芝居のことを考え、好きだったはずの芝居に追い込まれ、泣いたり怒ったり笑ったり...
methods&過妄女 渡辺可奈子 2019/06/19
テレビで総合格闘技の試合を見ていた。相手がどんな技を繰り出すのか、張り詰めた空気の中、全力で殴り合い勝敗が決まる。試合が終わるとスッキリとした顔で握手をしたり、抱き合う姿を見て、なんと爽快な瞬間だろう。と感動した。 こ...
「私は将来凄い人になるんだ」衝動的にそう思ったのは、まだ演劇とも出会ってない高校を卒業する少し前の話。学校の文集だったか何だったかの「将来Bigになりそうな人ランキング」で1位に輝いたのがきっかけだったと思う。思えばこれ...
今回稽古場日誌は「稽古場ではこんな事が行われている! 」をテーマにレポート形式でお送りします。創作作業が行われている現場の様子をお楽しみ下さい! ****** 森下スタジオで稽古をしている。大きいスタジオなので、舞台の実...
俳優部の渡辺可奈子です。 4月の末、人生で初めての客演を経験致しました。 劇団員になる前に一度お世話になった演出家の工藤大嘉さんに誘われ、「山の手事情社」という肩書を背負っての初めての外部活動でした。初対面の俳優陣、いつ...
現在、研修プログラム修了公演『ぺとりこおる』に向けて絶賛稽古中です。公演のテーマは「熱中したこと」「忘れていたこと」です。どんな作品になるのか、ご期待下さい。********** 五感から過去にトリップする事がある。 例えば、聴...
本格的に『傾城反魂香』の稽古が始まる頃、私は一人暮らしをやめ、実家に戻りました。 元々、家族仲が余りにも良すぎるので親離れと言うか、家族離れを念頭に置いて始めた一人暮らしでしたが、金銭的な面や健康面で実家に帰ろうと決意...
こんにちは。 この度、二年の研修期間を経て劇団員となりました、渡辺可奈子です。よろしくお願い致します。 私は今「根拠の無い自信」で溢れかえっております。念願叶って山の手事情社の劇団員になり、念願叶ってプロの俳優と言う職...