稽古場日誌
タイタス・アンドロニカス/女殺油地獄 倉品 淳子 2015/10/05
~ちょっとすみませ~ん、アンケートよろしいですか~?私:あ、はい、いいですけど・・・。 ~悲劇といえば?なんでしょう?私:「オイディプス」とか…あ! 「ハムレット」ですかね。 ~一番最近の悲劇だ! と思った瞬間は?私:あ...
タイタス・アンドロニカス/女殺油地獄 倉品 淳子 2015/09/24
みなさんご存じのとおり、「女殺油地獄」っていうのは簡単にいうと、お金欲しさに幼馴染を殺しちゃうっていう犯罪者の話です。 300年前に書かれたこの作品は現代の殺人鬼となんらかの共通性はあるのでしょうか? 加害者が男性であるこ...
今年も恒例となっています、宮城県柴田郡小島大河原町のえずこホールの住民劇団えずこシアターの公演が 8 月末に行われました。 私が演出を始めて早 8 本目の作品となります。そして初めての既成の台本を使った芝居です。《山の手メソ...
「みんな違ってみんないい」という素敵な言葉がありますが、いやー・・・。違うということは大変です。はっきり言って面倒です。劇団でのフリ写しひとつとっても、何十年も一緒にやってきている俳優同志ならすぐにコピーできますが、最近...
全10回、2か月以上かけてやってきたワークショップが終わりました。「道成寺」というモチーフは、山の手事情社でも、えずこシアター(私が毎年演出している宮城県の住民劇団)でも扱ってきましたが、本当に全然違うアプローチの作品に...
昨年の修了公演の演出をさせてもらった。私は“今までと同じようなこと”をするのが苦手なのでどういう作品にすべきか悩んだ。もちろん、今までの修了公演の作り方にも素晴らしいものがある。《山の手メソッド》の基礎稽古を用い自分た...
最近、稽古場で山の手事情社代表の安田氏が「いよいよ本番なのにセリフがまったく入っていない、という夢を見るんだよ。もう役者やってないのになんでかな? はっはっは。」と言っていました。 私も、まったく同じ夢をよく見ていまし...