稽古場日誌

methods&過妄女 安田 雅弘 2019/06/18

《ショート・ストーリーズ》って

間もなく公演が始まる『methods』の、3分の1近い時間を占めてお見せする、《ショート・ストーリーズ》について少しお話ししたいと思います。 《ショート・ストーリーズ》というのはつまり「寸劇づくり」のことです。本来は寸劇を作る...

methods&過妄女 河合 達也 2019/06/17

恋のトラウマ

子供の頃は恋が出来ていた。年少くらいのとき、当時好きだった子はメグミちゃんという名前で、良く喋って良く笑う可愛い女の子だった。友達も多く、僕は遠くから眺める事しか出来なかった。眺めていただけで話しかけてもいないのに、...

methods&過妄女 安田 雅弘 2019/06/17

『methods』って

間もなく公演の始まる『methods』。山の手事情社の稽古方法《山の手メソッド》を紹介します。と言うと、本番でなく稽古を見せて「金」を取るのか? というお客さまもいらっしゃいます。確かに「稽古方法の紹介」という言い方は、誤解...

methods&過妄女 長谷川 尚美 2019/06/16

たなおろし

「自分史」を作成した。 人生に影響を与えた転機や体験についてを現在から遡って小さい頃まで書いていく。人生の棚卸しである。やり始めたときはそんなに特筆すべきことがあるのだろうか? ……と思っていたが、いやあ実に色々あるもの...

methods&過妄女 山本 芳郎 2019/06/15

精神年齢?

ここ数年どうも老け役が多いので困ります。今回もお爺さんです。僕もそれなりの年齢ですが、年寄を演じるにはまだまだ見た目が若いと自分では思っているので、老人を演じても無理があるんじゃないかと思ってしまうのです。年寄になる...

methods&過妄女 佐々木 啓 2019/06/14

腹の立った話

世の中の人間をイジる奴、イジられる奴に分けるとすると僕は確実にイジられる奴に分類されると思う。僕にとってイジられることはとてもありがたいことだと思う。これといって特徴のない僕を引き立て、少しでも輝かせてくれるのだから...

methods&過妄女 研修生 2019/06/14

恋の駆け引きはいつも下手でした

2019年度、劇団山の手事情社研修生になりました櫻井いろりです。よろしくお願い致します。 私の恋はいつも両極端だった。クールでミステリアスなお兄さんか、気弱でなんでも気楽に話せる無邪気に笑う方か。 女性を好きになったことが...

methods&過妄女 研修生 2019/06/13

見学にて、そして研修生として

山の手事情社研修生の宮崎圭祐と申します!喋る事と梅干しと可愛い物が好きです。写真のぬいぐるみは京都へ行った時に購入したしかまろ君というマスコットキャラです。ただ今、研修生として訓練と稽古の見学、時には参加させていただ...

methods&過妄女 研修生 2019/06/12

古典文学はタイムマシーン~私が恋した文学の世界~

はじめまして。2019年度山の手事情社研修生となりました、加藤 彩と申します。これまでは、お茶の水女子大学にて日本文学を専攻しつつ、劇団Яeality(リアリティ)というところでお芝居をしておりました。そしてこの春、大学と劇団を卒業し、...

methods&過妄女 研修生 2019/06/11

嫉妬させる身体

2019年度研修生の柴 十紀子です。山の手事情社の芝居を初めて観たのは高校2年生のとき、それは若手公演の『にごりえ』だった。観劇後の私は、脳みそに強い痺れと、どうしようもないジェラシーを俳優の方々に対して感じていたのを憶え...