稽古場日誌
ワークショップ研修生研修生稽古 研修生 2020/10/26
2020年度研修生の小西ひろです。 2020年という年はコロナの影響で思いがけない年になりました。誰にとっても痛みがあったのではないかと思います。私は会社員をしながら演劇の勉強を続けていますが、幸い仕事量の減はなかったものの、...
ワークショップ研修生研修生稽古 中川 佐織 2020/10/19
2020年度の「劇団員になるための集中ワークショップ」を担当させていただく、中川佐織と申します。 私は、研修生たちに、「伝えたい」という気持ちを培ってほしい。 私にとって劇団山の手事情社の研修プログラムが、俳優人生の始まり...
今年度、劇団山の手事情社に入団させて頂きました。宮﨑圭祐と申します。よろしくお願い致します。私事ではありますが、稽古場日誌の場をお借りして意気込みを書かせて頂きたいと思います。 さて、悦びの瞬間と題させて頂きましたが、...
ワークショップ学生のための演劇サマー&ウィンタースクール 名越 未央 2020/09/15
2020年8月、毎年恒例の学生向けワークショップを開催した。 コロナなんてなければ、オリンピックに沸き立つTOKYOの片隅で、オリンピックにも負けない熱い汗と涙が流されたこの3日間を、誰も知らない……というような日誌だったんだろう...
良くも悪くも自分の人生は、好奇心によって彩られてきた。山の手事情社の研修生になることを決めた時だってそうだ。 なんだこりゃあ! と、たまげたのは「一日体験入団」でのこと。「ボクは自在に鳥肌を立てることができます」その日...
演劇は不要不急な存在である。演劇のところに何か適当な言葉をあてはめてみたらよくわかる。例えば、野球は不要不急な存在である。何が楽しくて、子供だけでなく、いい大人たちが小さな球を棒っきれでひっぱたき、その行方に一喜一憂...
私は大学生の時に、山の手事情社のワークショップに参加した。今は昔、四半世紀以上も前、まだ山の手事情社の研修プログラムがはじまる前のことだ。 本公演で配布チラシの束の中に、ワークショップ参加と劇団員募集案内の両方が入って...
私が演劇を始めるにあたって、大学や専門学校ではなく山の手事情社という「劇団」を選択したのは、「学校」という場所が得意では無かったからです。学校は、さまざまな人と出会える良さがある反面、人が多いのでそれだけ人との関わり...
「君は彼氏に言いたいことがなかなか言えないタイプだね」 山の手事情社の「一日体験入団」に参加した日、初めて会った劇団員にこう言われた。 その断定的な言い方はムカつくし、ヘタすりゃセクハラだし、今それ関係ありますかって言...
何十年も前のことだが、ある俳優さんと話していて、「俳優」という職業のとらえ方について彼と私との間に決定的な違いがあることに気が付いた。彼は、「俳優にクリエイティビティは必要ない。それは演出家がやってくれる。俳優に必要...