稽古場日誌

仮名手本忠臣蔵

仮名手本忠臣蔵 2018/10/18

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 13 〜実は彼、野獣でした〜

9月の下旬より、自主稽古期間となりました。ボスの安田さん達は、山の手事情社の本公演に向けて死に物狂いで頑張っていらっしゃいます。 そんな留守中の稽古を仰せつかった、この辻川。10月末にボス達が戻って来られるまでの達成目標...

仮名手本忠臣蔵 2018/10/07

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 12 〜日々、瑣末な事から〜

日々の瑣末な事に、憤り、意図しない内に舌打ちをしてしまった自分に反省します。基本、自転車移動の私にとっての敵は、子供と犬。彼等の動きはスリリングです。動きが読めん。 日々を生きる上で私達は、個々の状況を抱えながら、沢山...

仮名手本忠臣蔵 2018/10/02

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 11 〜乙女と変態〜

いよいよ、「秋だ」と言い切って良い感じになってきましたね。「乙女心と秋の空」と言いますが、天候が驚く程変わりますね。乙女心も、こんなにもコロコロ変わるのでしょうか?うーん、変わっていた気がします……(遠い目)。 今回ご紹...

仮名手本忠臣蔵 2018/09/16

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 10 〜憤る女たち〜

台風、地震と被害続き。今年の日本は、どうなっているのでしょう?垣間見るニュース番組は痛々し過ぎ、悲劇は舞台で十分だと涙しています。 『忠臣蔵』の世界も、悲劇と憤りに溢れています。そんな舞台に立ち向かう、女優お2人をご紹...

仮名手本忠臣蔵 2018/09/11

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 9 〜私にとっての「塩谷判官」〜

『仮名手本忠臣蔵』では「塩谷判官(えんやはんがん)」という殿への忠誠心を持った志士達が、仇討ちをする。という、大きな流れがあります。この方は、史実で言えば「浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)」で知られています。 現代にお...

仮名手本忠臣蔵 2018/09/06

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 8 〜ご先祖達を、知る〜

さて、先日の投稿にも書かせて頂きましたが、山の手事情社の皆さんは、どうやって作品を深めるのか? それはまず、《研究発表》。山の手事情社の作品作りには、欠かせない行事です。 まず、チーム分けをし、それぞれのチームに研究課...

仮名手本忠臣蔵 2018/09/02

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 7 〜世界の中心で忠臣で候〜

夏もそろそろ下旬に差し掛かり、寒かったり暑かったりと身体が忙しいですね。 そんな夏疲れを払い、我がテンションを上げる為、ラジオのDJ風にお届けします。湘南の潮風を妄想しながら読んで下さい。 さぁ、今日も、大田区の湘南海...

仮名手本忠臣蔵 2018/08/29

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 6 〜名前が覚えられなくて、夏〜

古典の作品は、まず名前が難しい。そして、人物相関図も、すごくややこしい。これは、日本作品、海外作品に限らない。まずは、名前の難しさについて検証してみたい。 ●シェイクスピア作品の愉快な役名パック、ヘレナ、ロミオ……大丈夫...

仮名手本忠臣蔵 2018/08/24

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 5 〜マゾとサドの視線〜

台風が去り、おかえりなさい、「暑さ」さん。「地球にころされる……」が口癖になっている、瓦版番長・辻川です。 さて、メンバー紹介のコーナーです!瓦版の2回目、3回目と続きまして、今年の企画参加で、3年目を迎える重鎮猛者のお...

仮名手本忠臣蔵 2018/08/20

『忠臣蔵』討ち入り瓦版 4 ~むなしく、ばかばかしく、愛おしい~

前回の投稿で話しかけて止めた、今までで最高に熱く暑かった思ひ出。 忘れもしない、山の手事情社 若手公演に向けた、サウナ超え稽古……。当時、世田谷区に佇んでいた山の手事情社の稽古場の話になりまするが、その古い木造の建物は大...