稽古場日誌
山の手事情社の『グラフィティ』という芝居を観た。その公演を観て、この劇団に入ろうと思ったわたしですが、その舞台では、意味不明な言葉をほがらかに語る俳優のそばをやたらと動きにキレのある俳優がつきまといながら通りすぎる。...
この年齢になっても、もし違う職業についていたら、と時々想像をするのは、よくある話。そんな時、舞台芸術というジャンルって、ヘンな職種だなあと思う。 世の中には、様々な職業があるけれど、生産から販売まですべてに携わる職業と...
その他ワークショップ研修生 佐々木 啓 2020/07/25
山の手事情社では年間を通して様々なワークショップが実施されています。「一日体験入団」はその内の一つで、文字通り劇団員が普段行っている《山の手メソッド》による稽古を一日だけ体験するといった内容になっています。基礎的な身...
去る7月11日に池上show劇場vol.7『山の手めそっど寄席 ~ソーシャルディスタンスを心がけて~』を劇団のアトリエにて行いました。『山の手めそっど寄席』はその名の通り、私たちの稽古方法である《山の手メソッド》を用いて作ったネタ...
その昔、劇団に新人として入ったころ、主宰のY先輩から最初に言われた言葉は、「劇団員にはプライベートはないからね」だった。入団すると新人は先輩たちからいかにダメな人間なのかということを言われつづけ、アイデンティティーを徹...
人生何が起こるかわからない。なぜ私が山の手事情社にいるのかというと、こんな経緯だ。 服飾の大学を卒業したばかりのころ、なんだか全くファッション業界に興味を持てず文具屋さんでアルバイトをしながら、声優を志していた。声優の...
こんにちは。演出部の河合達也です。劇団員になって6年が経ちますが、所属して良かったと思うことがあります。それは同期が出来たことです。山の手事情社の研修生になると、固定のメンバーで一年間稽古や創作活動をすることになります...
その他ワークショップ研修生 高島 領也 2020/07/20
山の手事情社は毎年2回、それぞれ「サマースクール」と「ウィンタースクール」と銘打って、高校生や大学生に向けたワークショップを開催している。毎年、学生の夏休みと冬休みの時期に開かれるこのワークショップは、参加者に3日間山...
演劇をやるには様々な方法があるが、劇団に所属して演劇をする、ということについて、「身体の共通感覚」を持てる事が最大のメリットだと思う。山の手事情社は研修生も先輩俳優も皆、日頃から同じトレーニングを受けており、お互いの...
初めて山の手事情社に足を運んだのは、「一日体験入団」でした。 それまで私はダンス一本の人生で、劇団の稽古と言われてもいまいちピンと来ず、不安でしたが、同じ「表現」に変わりはない。きっと、何か通ずるものがあるはずだ。そう...