稽古場日誌
「源氏物語」の舞台である平安時代は、科学や医学が発展していなかったため、天災や病気など不吉な出来事は怨霊、鬼、生霊の祟りだとされていました。その他にも、夢占いと言って、その日たまたま見た夢が大きな意味をもったり、個人...
「どう死にたいか」最近、そんなことをよく考える。老衰で死ぬか、友人を庇って死ぬか、愛する人の胸の中で死ぬか……。生まれ方はどうしても選べないが、死に方は選べる可能性が高い。人生の幕引きをどう飾るかということに思いを馳せ...
今年、山の手事情社は40周年を迎える。それに合わせて様々なイベントが開催されるが、その中でも、劇団の過去作品の映像をアトリエで上映する『アーカイブ上映会』は入団して10年にも満たない私にとって、大変興味深い内容だ。まだ劇...
僕らはみんな逃げている 渡辺可奈子 2024/02/15
山の手事情社には共通言語みたいなものがある。日本語ではあるのだが、感覚的な事を伝える時に使う言葉だ。例えば「身体を重く使って」とか「もっと丹田を意識して」とか「相手をとって」など、私はそれを身体言語と呼んでいるが、正...
私は所謂、蠍座の女です。嫉妬の塊のような人間だと常々思います。この感情は誰にでも、どんな分野でも発動する訳ではありません。特に執着している事だけには、自分で自分の気持ちが分からなくなり、抑えきれなくなります。 嫉妬とい...
馬込文士村演劇祭/馬込文士村 空想演劇祭 渡辺可奈子 2023/11/17
今年も馬込文士村空想演劇祭の季節がやって参りました。今回上映される映像作品は2作品。きたまり/KIKIKIKIKIKIさん(以降、きたまりさん)の『横笛』と、私も出演する劇団 山の手事情社の『片腕』です。 今回は出演だけでなく『横笛...
デカメロン・デッラ・コロナ 松永 明子渡辺可奈子 2023/02/28
劇団員にアンケートをとったところ、多数の意見が出た【池上本門寺】!第一弾は松永明子と渡辺可奈子がご紹介! ********** 本門寺本堂の大きな屋根の下に座って、境内や池上の街を眺めるのが好きだ。コロナ禍が始まった頃、毎日自分...
こくごのじかん 佐々木 啓安部 みはる有村 友花渡辺可奈子高島 領也 2022/08/17
こんにちは。『走れメロス』に出演する俳優部の渡辺可奈子です。 今回は山の手事情社の公演では珍しい、大人も子どもも楽しめるようなプログラムになっている。『走れメロス』は太宰 治の作品の中でも特にキャッチーで比較的読みやす...
私は中学時代の記憶があまりない。 と言う事にしていた。 無かったことにしたい事が多いからだ。思い出しても嫌な思いをする出来事ばかりなので、いろいろなアレコレを忘れた事にしていたのである。 しかし、実は嫌な事こそよく覚えて...
ワークショップ学生のための演劇サマー&ウィンタースクール 渡辺可奈子 2021/10/07
コロナ禍二度目の夏。世の中が相変わらずパッとしない中、今年もこの季節がやってきました。 「学生のための演劇サマースクール2021」は大学生・専門学生・高校生と言った学生を対象にした三日間集中のワークショップで、毎年沢山の学...