稽古場日誌

名越 未央

ワークショップ学生のための演劇サマースクール 名越 未央 2020/09/15

学生のための演劇サマースクール2020 リポート

2020年8月、毎年恒例の学生向けワークショップを開催した。 コロナなんてなければ、オリンピックに沸き立つTOKYOの片隅で、オリンピックにも負けない熱い汗と涙が流されたこの3日間を、誰も知らない……というような日誌だったんだろう...

その他研修生 名越 未央 2020/07/29

俳優の眼

「君は彼氏に言いたいことがなかなか言えないタイプだね」 山の手事情社の「一日体験入団」に参加した日、初めて会った劇団員にこう言われた。 その断定的な言い方はムカつくし、ヘタすりゃセクハラだし、今それ関係ありますかって言...

桜姫東文章 名越 未央 2020/01/21

女、女、桜姫。

この作品の主人公の名は、桜姫。桜姫って漢字には、“女”が2つも入ってるじゃないですか。それが私は妙に気になる。きっと一筋縄ではいかない女なんだろうな、と。自分を強姦した男に惚れて、男と同じ刺青を彫っちゃう女。誰もが憧れ...

外部活動 名越 未央 2019/10/26

『部室さんとBOXくん』リポート

「どうしたら演技が上手くなりますか?」「新入団員が集まらず廃部の危機です……」「就職するか、演劇を続けるか、迷ってます」「団内恋愛はありですかなしですか?」「いま注目の劇団を教えてください」etc. わかる。わかるよ!学生時...

methods&過妄女 名越 未央 2019/05/20

『methods』のススメ

子どもの頃、勉強は得意だったが、作文だけは大嫌いだった。自分の考えていることを他人に知られるなんて恥ずかしすぎる。いったい何のために作文なんてあるんだろう? もしや先生の嫌がらせ? 私が何を感じるかなんて関係ない、正...

あたしのおうち 名越 未央 2019/02/05

「あたし」の「おもしろい」を求めて

アーティストとは、自分だけがおもしろいと思ったものを、より多くの人におもしろいと気づかせる人なのだと聞いたことがあります。言葉で言えば簡単だけど、それは恐ろしく難しいことです。つまらないことをおもしろいと言えば、その...

うリアしまたろ王 名越 未央 2018/10/04

身体と書いて、カラダと読む。

今回稽古場日誌は「稽古場ではこんな事が行われている! 」をテーマにレポート形式でお送りします。創作作業が行われている現場の様子をお楽しみ下さい! ****** 「身体から何も読み取れないよ!」「その身体と感情リンクしてな...

ワークショップ 名越 未央 2018/09/20

学生のための演劇サマースクール2018 リポート

俳優部の名越です。8月20〜22日、夏休み恒例の「学生のためのサマースクール」を開催しました。今年は高校1年生が多く、一段と初々しい! このサマースクールは独自の俳優育成法《山の手メソッド》をベースに、朝から晩まで様々なメ...

テンペスト(2018年) 名越 未央 2018/06/11

違和感の宝庫

芝居を創るということは、日常生活のなかで感じる様々な違和感に対する「なんでやねん!」というツッコミで観客を魅了することだと思っている。そして海外ツアーはまさに、芝居創りの種である違和感の宝庫だった。 ルクセンブルクにて...

テンペスト(2018年) 名越 未央 2018/03/31

真実を探して

『テンペスト』は、魔法や妖精が出てくるファンタジー。裏切りと復讐の陰謀渦巻くサスペンス。国を追われた元お姫様が王子様と恋に落ちるシンデレラストーリー。 なんだかこう書くとディズニー映画みたいな感じがしてきますね。でも山...