公演情報
構成・演出=小笠原くみこ/監修=安田雅弘
原作=アントン・チェーホフ
日程=2019年2月16日(土)~17日(日)
会場=絵空箱
なぜこの仕事を選んだのか、なぜこの人と夫婦になったのか、なぜここに住んでいるのか。誰しもが抱える現状への不満が、何を糧に生きているのか、生きて行くのかという不安に繋がって、足元が揺らぐような怖さを覚える、ロシアの作家が100年以上も前に書いた戯曲です。物語の中の登場人物たちは、不満や不安の解消を“モスクワ”に求めています。今回の作品の出演者も、同じように不満と不安を抱え、“モスクワ”を求めてこのプロジェクトに参加したと思え、「三人姉妹」の世界と重なって見えるのです。
(構成・演出 小笠原くみこ)
■「三人姉妹」あらすじ
ロシアの片田舎に、オーリガ、マーシャ、イリーナの三姉妹と、長男のアンドレイが暮らしている。姉妹たちは退屈な生活を憂いて、かつて暮らしたモスクワへ戻ることを夢見ていた。一家の軍人だった父親が亡くなって一年後。町に駐屯する軍人たちが訪れる。次女マーシャは中学教師クルイギンに嫁いでいたが、モスクワから赴任してきたヴェルシーニンと恋に落ちる。アンドレイは姉妹の期待に沿えず、妻のナターシャの尻に敷かれている。三女のイリーナはトゥーゼンバフと結婚することを決断する。やがて軍人たちが町を去る日がやってくる。
■ほうろう社プロジェクトとは…
劇団山の手事情社では、2010年から2015年まで、30歳以上の社会人を対象にした演劇ワークショップを8回実施。さらに踏み込んだ演劇との関わり方を模索するため、3年かけて公演をおこなうプロジェクトを発足。仮に「社会人新プロジェクト」と命名。メンバーは前出のワークショップ常連参加者で、普段はゴクゴク一般的な社会生活を送っている。だが、社会生活に少し息苦しさを感じて放浪した結果、このプロジェクトへ参加。というのがプロジェクト名の由来。
2/16(土) | 2/17(日) | |
13時 | ● | |
14時 | ● | |
17時 | ● | |
18時 | ● |
※ 受付・開場は開演の30分前
全席自由・日時指定・1ドリンク付き
前売 2,000円
当日 2,200円
※ この度の公演は、飲食店も兼ねる会場になりますので、お一人様1ドリンク付きになります。 (上記料金に含む)
※ ドリンクは開演前にお渡しします。終演後も可能ですが、お時間に制約があります。
2019年1月10日(木)11:00より
山の手事情社オフィス
予約フォーム[カルテット・オンライン]
電話 03-6410-9056
メール shimai@yamanote-j.org
お名前、電話番号、希望日時、人数をお知らせください。
メールもしくは予約フォームでのご予約の場合は、こちらからの返信をもちまして予約完了となります。
チケットは発行いたしません。当日会場で料金をお支払いください。
山の手事情社オフィス
〒146-0082 東京都大田区池上4-2-8
TEL 03-6410-9056
info@yamanote-j.org