公演情報
劇団山の手事情社×シアター・プロジェクト香川 オイディプス王
構成・演出=安田雅弘
原作=ソフォクレス
日程=2008年2月9日(土)・10日(日)
会場=香川県県民ホール アクトホール
ギリシア悲劇の金字塔、ついに四国上陸。
「足かけ15年の果実/安田雅弘
讃岐の地をはじめて踏んだのは、’94年。高校演劇四国大会の審査員でした。爾来、ワークショップなどを通して交流を深め、4年前からは、県芸術祭の企画である「さぬきシェイクスピア」「劇空間プロジェクト」としてシェイクスピア作品の市民劇を、県民ホールや金丸座で上演することができました。現在の私にとって香川県は、毎年数ヶ月滞在し、演劇活動上、もっとも重要な拠点、第二のふるさとと言っていい土地です。「オイディプス王」は、’02年に私が演出したはじめてのギリシア悲劇です。劇中、悲惨な事実が明らかになり、主人公はそれまで疑うことのなかった自分の眼をえぐり幕が閉じます。人間はこのような状況に陥ることもある、というソフォクレスの冷徹な人間観察が、この作品を長い間生き残らせてきました。今の日本は、物質的には世界有数の豊かさを誇っていますが、生命の意味を問う余裕のない国になっているのではないでしょうか。香川の優れた俳優たちとの本格的なコラボが、大好きなギリシア悲劇で 始動します。どうぞ、ご期待ください。
あらすじ
ソフォクレスによって2500年以上前に書かれながら、いまだに超える戯曲がないと言われるギリシア悲劇の傑作。この原作を現代日本に生きる女性の見た悪夢としてとらえなおし、運命に翻弄される人間世界を描きます。
テバイの国に疫病がはやります。それを解決しようと国王オイディプスは行動を開始し、その過程で彼自身の出生の秘密が明らかになります。彼は父を殺し、母と交わって、子供までなしていました。
スタッフ
照明=西山和宏(ミュウ・ライティング・オフィス)
音響=斎見浩平
衣裳=渡邉昌子 栗崎和子
舞台監督=本 弘 奥濃 新
宣伝美術=福島 治
演出助手=小笠原くみこ
衣裳助手=原田梨江
メイク助手=三好真理
WEB制作=永井雅樹
制作=福冨はつみ 諸岡君代 永井純子
2/9 [sat] | 2/10 [sun] | |
13:00 | ● | |
17:00 | ● | |
19:30 | ● |
※ 受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前です。
一般 | 学生 | |
前売 | 2,500円 | 2,000円 |
当日 | 3,000円 | 2,500円 |
香川県県民ホール アクトホール
〒180-0004 高松市玉藻町9-10
TEL 087-823-3131
前売開始 2007年12月17日(月)~
HP:http://yamanote.shop-pro.jp
E-mail:ticket@yamanote-j.org(お名前・電話番号・希望日時・チケット種類・枚数)
TEL:03-6410-9056(平日12時~18時)
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