照明・舞台美術=関口祐二(balance,inc) 音響=斎見浩平 舞台監督=海老沢栄 衣装=渡邉昌子 宣伝美術=福島治 演出助手=小笠原くみこ 制作=福冨はつみ
製作=UPTOWN Production Ltd.
公演情報
劇団山の手事情社公演
シェイクスピアの時代、日本の演劇もがんばっていました。
平家が滅亡してから半年あまり。源氏の勝利に大功のあった源義経だが、源氏の大将である兄・頼朝にうとまれ、ついに追討の命がくだされる。義経はわずかな供だけをつれて京をのがれ、日本中を逃げまわり、奥州まで追いつめられたあげく、自害して果てる。かずかずある義経の物語の中でも、その発端となるのがこの作品。兄・頼朝と不和になり、都から九州へ落ちる覚悟をした義経は、弁慶らをつれ、尼崎の大物浦(だいもつのうら)へ到着する。愛妾・静御前(しずかごぜん)とのかなしい別れをおしみつつ、船出をすると急に海が荒れはじめ、はげしい波間から、かつての壇ノ浦の合戦で義経にたおされた平知盛(たいらのとももり)の亡霊があらわれる。
1999年、山の手事情社ははじめて和モノに取り組みました。「平成・近松・反魂香」です。文楽や歌舞伎で有名な近松門左衛門原作の「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」を、政治と文化の闘争、という新たな視点から描いた現代作品として高い評価を受けました。2001年、「平成・円朝・牡丹燈籠(ぼたんとうろう)」で三遊亭円朝の名作落語を舞台化しました。この原作を演劇で最初から最後まで上演したのは、おそらくはじめてのことです。現代服をもちいた演出は、多くのご好評をいただきました。今年1月に公演した「狭夜衣鴛鴦剣翅(さよごろもおしどりのつるぎば)」は、「仮名手本忠臣蔵」などで知られる、並木宗輔の意欲作です。およそ250年間ぶりに上演されたこの作品も、各所から思いがけないお褒めのお言葉をちょうだいしました。山の手事情社の次の挑戦は、「船弁慶」。いわずと知れた能の人気曲です。並木宗輔が合作した「義経千本桜」のもととなった作品としても有名です。シェイクスピアは知っていても能にはあまりなじみがない、という多くの日本人に、私たちのルーツと言ってもいいこの作品を、現代的なテーストで味わっていただこうと思っています。
原作=観世信光ほか
照明・舞台美術=関口祐二(balance,inc) 音響=斎見浩平 舞台監督=海老沢栄 衣装=渡邉昌子 宣伝美術=福島治 演出助手=小笠原くみこ 制作=福冨はつみ
製作=UPTOWN Production Ltd.
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9/24 wed |
25 thu |
26 fri |
27 sat |
28 sun |
14:00 | ![]() |
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19:30 | ![]() |
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10/4 sat |
5 sun |
14:00 | ![]() |
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19:00 | ![]() |
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主催=鳥取県/アーツデザインとっとり実行委員会
共催=(財)地域創造
助成=(財)光文シエラザード文化財団
山の手事情社/UPTOWN Production Ltd. 03-5760-7044