公演情報
えずこシアター第20回 演劇公演 ほぼ、夏の夜の夢
原作=W.シェイクスピア
構成・演出=倉品淳子
日程=2017年8月26日(土)・27日(日)
会場=えずこホール(仙南芸術文化センター)・平土間ホール
「夏の夜の夢」は、祝祭劇などと呼ばれていますが、私は、俳優でもあったシェイクスピアが、お客様に感謝を込めて描いた作品だと思っています。特に最後のパックの口上は、これが450年前に書かれたとは思えないほど、現代の演劇人にも普遍性のある台詞です。
演劇って、見る人がいないと成り立ちません。映画やテレビはカメラで記録しますよね。でも演劇は人の心にしか残りませんから、言わばお客様自身がレコーダーのようなものなのです。しかもいい作品しか心には残らないから大変です。
えずこシアターのように20回も公演するためには、どんどん新しいものに挑戦しないと飽きられてしまいます。作品もですが、俳優もそうです。よく、新しい役に挑戦するときに、自分の殻を破る、なんていう表現をしますが、年に一回、殻を破って脱皮しつづけなければ、お客様に「また同じようなのやってるよ」と心に残してもらえませんからね。
今回一緒にやりたかったけれど、いろんな理由でやむなく出演できなかったメンバーたちもパワーを送ってくれていると思います。がんばります!
これからも、えずこシアターは演劇にしかできないことを探し続け、着ている殻を脱ぎ続けていく所存です。ここまで来られたのも、見に来ていただいているお客様のおかげです。本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いいたします。
スタッフ
演出助手=斉木和洋
衣装=武藤銀糸(劇団天然ポリエステル)
照明=神崎祐輝
音響オペレート=小原美鈴
映像記録=泉山朗土(ボクスグラフ)
情宣デザイン=Mujaki Works
2017年8月26日(土)・27日(日)
【全席自由】
一般 1,500円(当日1,600円)
U-24 700円(当日800円)
えずこホール(仙南芸術文化センター)・平土間ホール