公演情報
劇団山の手事情社公演
3本立て公演 構成・演出/安田雅弘
2006年1月13日(金)~22日(日) 吉祥寺シアター
「ローマ――江戸――現代」世界を映し出す三枚の鏡。
昨年、大好評だった創立20周年記念公演「Yamanote 7481」。山の手事情社ではこの冬、再び三本の新作連続公演に挑みます。ローマ時代の大胆な復讐物語、シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」。江戸時代のグロテスクで趣向に富んだ美学がふんだんに盛り込まれた、三遊亭円朝の「牡丹燈籠」。俳優一人で演劇はどこまで可能か――現代演劇に一石を投じる《山の手メソッド》を紹介する「ぴん」。
「演劇は世界を映す鏡である」とはシェイクスピアの言葉。日本でも「鏡物」といえば歴史物語のこと。三枚の新しい鏡が、それぞれ違う観点から現代を照射し、人間や世界を映し出します。同じカンパニーが、同じ劇場で、同じ時期に上演するまったく雰囲気の違う三作品。この機会にぜひ三枚の鏡をのぞきこんでください。
■「タイタス・アンドロニカス」
国家に忠実につかえていたローマの将軍タイタス・アンドロニカスが引き起こす大胆な復讐の物語。シェイクスピア初期の代表作を、現代文明とテロリズムの問題をえぐりだす視点から描きます。`05年9月にスイス、ドイツで初演、「細かいところまで修練されつくされている演技」「尊厳と清潔さに満ちた舞台」と絶賛された作品の日本初演。
■「牡丹燈籠」
演劇史上はじめて原作の落語に忠実に全編を上演した、`01年の「平成・円朝・牡丹燈籠」から5年。演出、キャストを一新し、構成も新たに三遊亭円朝のグロテスクで趣向に富んだ世界が、めくるめく《四畳半》絵巻となってよみがえります。恋、愛欲、悪計、仇討…。有名な怪談を豪華絢爛なピカレスクとして舞台化。
■「ぴん」
俳優一人、カラダ一つ、舞台上で何ができるのか。山の手事情社は創立以来、俳優一人一人にこのテーマをつきつけて来ました。身近な人のものまねから、シュールな世界の構築まで、珠玉の個人芸が姿をあらわします。昨年大反響を呼んだ「jam ゴールドブレンド」に続く《山の手メソッド》の集大成。ゲストに再び怪優・清水宏を迎えます。
照明・舞台美術=関口裕二(balance,inc.) 音響=斎見浩平 舞台監督=本弘
衣装=渡邊昌子、栗崎和子 寒河江真紀(lame☆trap) 福崎英隆(LiMLEE) ヘアーメイク=尚照矢 宣伝美術=福島治 演出助手=小笠原くみこ 制作=福冨はつみ 製作=劇団山の手事情社 有限会社アップタウンプロダクション UPTOWN Production Ltd.
吉祥寺シアター
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
TEL 0422-22-0911
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
3演目セット券 | 10,000円 | 取扱なし | |
一般 | 4,000円 | 4,500円 | |
学割 | 3,000円 | 取扱なし | ※入場の際学生証提示 |
※ 3演目セット券、学割は劇団予約のみ、前日までのご予約が必要となります
※ 各種セット券の組み合わせは別演目でお選びください。なおお求めの際、それぞれ日時をご指定いただきます。
前売開始 2005年12月12日(月)~
HP:http://yamanote.shop-pro.jp
E-mail:ticket@yamanote-j.org(お名前・電話番号・希望日時・チケット種類・枚数)
TEL:03-5760-7044(平日12時~18時)
上記いずれかの方法でご予約ください。こちらからの返信をもちましてご予約完了となります。
お申し込み後返信がない場合は、お手数ですがオフィスまでご連絡ください。
前売:0570-02-9999(演劇専用 Pコード:364-904)
前売:0570-02-9988(オペレーター対応)
山の手事情社オフィス
〒158-0087 東京都世田谷区玉堤1-6-11
TEL:03-5760-7044
E-mail:info@yamanote-j.org
HP:https://www.yamanote-j.org